広々としたツツジやアジサイの庭園が続く境内を歩いて、突き当りの石段を上ると本堂や阿弥陀堂、鐘楼、三重塔が建ち並んでいます。ここには蓮鉢が並んでいて、夏の蓮の花が綺麗です。
福徳兎と名付けられた狛兎には2つの穴がって、手探りで中にある楕円形の石を立てられたら願いが通じると云われています。
福徳兎と名付けられた狛兎には2つの穴がって、手探りで中にある楕円形の石を立てられたら願いが通じると云われています。
宝勝牛という牛の像の大きく開いた口中には石の玉があって、撫でると勝運がつくといわれています。牛の腹には小さな覗き窓があって、そこから胎内におさめられた牛の木像が見えるんですよ。
さらに宇賀神の像が本堂前に鎮座していて楽しいです♪
さらに宇賀神の像が本堂前に鎮座していて楽しいです♪
アセビが満開だったり、三重塔の前では白梅が綺麗でした。
ほのかに梅の香りが漂うしだれ梅を見ながらゆっくり散策すると、四季を肌や目や鼻で感じることができる日本に生まれて良かったなって思いました。
京都市上京区の北野天満宮は、学問の神様として信仰を集める菅原道真を祀り、受験シーズンは合格祈願で賑わっています。太宰府へ流刑となった菅原道真が亡くなった後、京都は落雷や地震が続いたため道真公のたたりだと思い、その霊を慰めるために創建されました。
花手水が豪華で綺麗です。
花手水が豪華で綺麗です。
社殿は豊臣秀頼が寄進したもので、拝殿とともに国宝に指定されています。拝殿前には、京都から大宰府まで一夜で飛んで行ったという「飛梅」が植えられています。深紅の美しい花なんですよ。平安時代の政治家で漢詩人の菅原道真が大宰府に左遷されたとき、道真を慕って一夜のうちに飛来した梅なんですね。
京都には「雪月花の三庭苑」があります。洛北の妙満寺には「雪の庭」があって、庭園に雪が積もり借景の比叡山が真っ白に雪化粧したときは実に綺麗です。(数年前に実際に見て感動しました)妙満寺は、春のしだれ桜、初夏のツツジの名所としても知られています。
清水寺の塔頭寺院である成就院には「月の庭」があって、夜間拝観が実施されたときに訪ねましたが、月光にうっすら照らされた庭は幻想的でした。幕末に住職であった月照上人のもとに、近衛忠熈や西郷隆盛らが倒幕の密議をしたという歴史もあります。
そして北野にあったとされる「花の庭」は、2022年1月に北野天満宮の境内に約150年ぶりに再興されました。とても美しい梅苑になって素敵でした^^
梅苑は期間限定で公開される有料区域ですが、入苑すると駐車場が90分無料になったり、茶菓のサービスがあります。美味しかったです^^