鳥の鳴き声のほうを見ると、ジョウビタキが地面に降りて食べ物を探しています。雄のような鮮やかさはないけど、この時期によく見られる可愛らしい鳥です。
奈良県大和郡山市の郡山城址です。筒井順慶の築城に始まり、豊臣家、水野家、松平家、本多家、柳澤家の居城となった郡山城は、873(明治6)年の廃城令で廃城となって石垣だけが残りました。1953(昭和28年)に追手門が復元され、その後は隅櫓、多聞櫓、天守台などが復元され、2022(令和4年)に国の史跡に指定されました。
天守台からは郡山城の全景と城下町が間近に見え、その先に奈良盆地が見渡せます。奈良市街地の先には先月に山焼きが行われた若草山が見えます。雄大な景色ですよ♪
郡山城址はしだれ梅と桜の名所でもあります。屋外ではしだれ梅が青空に映えて綺麗でした^^
大和郡山市といえば金魚が有名ですね。金魚と梅のコラボ可愛かったよー
郡山城は内堀、中堀、外堀という三重の堀に囲まれた構えを持ち、この中に城郭の中心部や武家屋敷、城下町が配置されました。城下町を歩くと道路は狭くて、ほとんどの道が突き当たってしまい先が見えません。城を守る手段だったとよく分かりますが、火災が起きたら怖いでしょうね。幸い大きな火災は発生していないとのことでした。
町家物語館・・・1924(大正13)年に建てられた木造三階建て遊郭建築で、遊郭として一世を風靡しました。
各部屋や廊下の窓にいろいろ趣向を凝らした建物は興味深かったです。
中庭も綺麗です。
ここにも雛人形が飾られています。
各部屋や廊下の窓にいろいろ趣向を凝らした建物は興味深かったです。
中庭も綺麗です。
ここにも雛人形が飾られています。
源九郎稲荷神社は、豊臣秀長が郡山城の鎮守として創建し「大和の大和の源九郎さん、遊びましょ」と童謡にも歌われています。五穀豊穰、商売繁盛の神として人々の信仰を集めています。
大和郡山の金魚養殖は、約300年の歴史をもち、現在は年間約4,500万尾を出荷。愛知県弥富市、熊本県長洲町などとともに、日本有数の金魚の生産地として知られています。大和郡山は金魚の町ともいわれます。その起源は柳澤吉里が愛玩していた金魚を郡山に持ち込んだことにあるとされています。
毎年8月に「全国金魚すくい選手権大会」を開催しているほか、城下町の至るところで金魚の町を実感します。