「藤原宮跡」は奈良県橿原市にあって、中国の都城にならって日本で初めて建設された本格的都城で、創都から16年後に平城京に都が遷されました。一辺約1kmの中に、大極殿や朝堂院といった国の儀式や政治を行う施設や天皇の住まいである内裏などがありました。
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広大な宮跡は特別史跡に指定され、春は桜や菜の花、夏は蓮、秋はコスモスと美しい花々で彩られます。
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昨秋の種まき後の大雨で種が流れたため、花の咲いていないところもありました。それでも菜の花と桜の競演が素晴らしかったです。遠くの山は、大和三山の一つ耳成山です。 
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世尊寺(旧比曽寺跡)は、奈良県吉野郡大淀町に古刹「世尊寺」があります。
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世尊寺は、687年に聖徳太子が建立した寺院で比蘇寺(吉野寺)と呼ばれ、 法興寺(飛鳥寺)、四天王寺、法隆寺とともに四大寺院の一つでした。ところが相次ぐ戦乱による焼失や時勢の変革により荒廃してしまいます。現在の伽藍は後世に建てられたものです。
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ここは秋に境内を埋め尽くす彼岸花で有名ですが、春の桜もめちゃ綺麗です。山門から中門までの桜並木は素晴らしかったです。
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本堂裏にある「不老長寿の桜(壇上桜)」は聖徳太子お手植えとされています。sesonji20200404-06

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