京都市西京区大原野にある天台宗の十輪寺は、応仁の乱によって本堂は焼けましたが、後に本堂や庭園が再建されました。平安時代の歌人・在原業平の晩年の住まい跡とされています。
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庭園には樹齢200年のしだれ桜(通称「なりひら桜」)が、手を広げたように咲き誇っています。
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その庭園は「三方普感の庭」と呼ばれ、立って見る・座って見る・寝て見る、三つの見方で感じ方が変わることから名付けられたので、寝転んでも怒られません(笑)
いろいろ試してみたら、座ったり寝たりして見るのがお気に入り^^
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外からは渡り廊下の屋根を覆うように枝が伸びていて圧巻です!
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まら、裏山には恋多き業平が塩を焼いて藤原高子への思いを伝えたとされる「塩釜の跡」があります。
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この辺りから見下ろす桜も綺麗でした^^
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京都市上京区の大報恩寺は、鎌倉時代の1221年に義空が開いた真言宗の寺院で、千本釈迦堂とも呼ばれ親しまれています。
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国宝の本堂は創建時のままのもので、応仁の乱でも災火を免れた京洛最古の建造物だそうです。その本堂の前に大きなしだれ桜があって、阿亀桜(おかめ桜)と呼ばれています。
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本堂建築で棟梁を務めた大工の長井飛騨守高次は、柱の寸法を間違えて短く切り過ぎました。そこで、妻のおかめが枡組で補えば良いのではと助言して窮地を救いました。おかめは「専門家でもない女性の知恵で棟梁が大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に自害してしまいます。これがおかめ伝説であり、おかめ信仰となりました。

ふくよかなおかめの笑顔から、“縁結び” “夫婦円満” “子授け” にご利益があると言われています。本堂の片隅で”おかめ人形展”が開催されていました。桜の後ろにおかめ像が見えます。
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伏見は、豊臣秀吉が伏見丘陵の山頂に築いた豪華絢燗たる伏見城の城下町です。伏見城の外堀として宇治川派流(濠川:ほりかわ)を引き、伏見と大坂の間に水運も発達しました。
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濠川に沿って江戸期からの酒蔵が建ち並び、「京都百景」の一つに数えられるとともに、環境省の「かおり風景100選」にも選ばれています。
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菜の花と酒蔵という組み合わせもいい感じ♪
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濠川に面した長建寺は、江戸時代の伏見奉行・建部内匠頭政宇の長寿を願って建てられたお寺で、ご本尊は辨戝天です。辨戝天がご本尊のお寺って珍しいですね。独特の形をした赤い竜宮門や鐘楼が印象的なお寺です。
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境内のしだれ桜が満開で綺麗でした。
今年は新型コロナウイルスの影響で十石舟も大倉記念館も寺田屋も臨時休館でした。週末なのにひっそりした伏見の町はちょっと寂しかったです...
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