奈良時代末期の780年頃に光仁天皇の勅願により建立し、善珠僧正が開山したと伝えられています。「秋篠」の地に建てられたため秋篠寺と呼ばれています。
東門をくぐると馬酔木が満開でした。写真は南門です^^;
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ここから美しい苔の庭が続いています。前日の雨水を含んでとても綺麗でした。
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本堂の西側にある大元堂には、秋篠寺の別尊である秘仏の大元帥明王像が安置されています。毎年6月6日のみ拝観できます。
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本堂は平安末期の戦火で伽藍の大半を焼失し、鎌倉時代に再興されました。
本堂には仏像が25体安置され、伎芸天はふっくらとして頭を傾けた優美な姿がとても美しいです。
諸技諸芸の守護神として多くの芸術家や芸能人らに慕われ、古美術愛好家にも親しまれています。天平の時代に生まれた美しい芸能の女神に会いにいきませんか?! 
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白毫寺は奈良市街の南方・高円山の西麓に建ち、天智天皇の皇子である志貴親王の山荘跡を寺としたものと伝えられています。春の「五色椿」や秋の「萩」が美しく、高台に位置するため眺めの良い寺としても有名です。
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五色椿は、1本の木に赤や白、斑入りなどの花が咲く珍しいもので、天然記念物に指定されています。
五色椿は老木のため、年々花が減ってきているようです。木の根元に置かれた小さな石仏と苔と椿の花がコラボして、とっても微笑ましい気持ちになりました。
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白毫寺の境内にはたくさんの椿が植えてあります。石仏の道を歩きながら椿を見るのもいいですよ。るので、交通は少し不便ですがぜひお参りしてみてね^^
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また、お堂の横でひときわ黄色が冴えて咲く山茱萸が、大和に春の訪れを知らせていました♪
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お寺が高台にあるので眺めが良く、正面に生駒山が、右手前に興福寺の五重塔がよく見えます。byakugoji20200315-07

収蔵庫を兼ねた宝蔵には、閻魔王坐像が祀られ、両脇には司命半跏像と司録半跏像(書記官)がいらっしゃいます。カッと目を見開き、ものすごい形相で睨んでおられ、恐ろしいほどの大迫力です。
命を司る神として信仰されている泰山夫君(たいざんふくん)像も、極楽浄土へ導いてくださる阿弥陀如来像や地蔵菩薩像もおられ、天国と地獄が同居する不思議な感覚になりました。写真は本堂です。
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