日本最古の官道として知られる奈良・山の辺の道。その山の辺の道の天理と桜井のほぼ中間にたたずむ長岳寺は、春のツツジ、初夏のカキツバタ、夏の青もみじ、晩秋の紅葉と、四季を通じて美しいお寺です。
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長岳寺は、824年に淳和天皇の勅願により弘法大師が創建した真言宗の古刹で、平安時代からある日本最古の鐘楼門や、ご本尊の阿弥陀三尊などを安置する本堂などがあります。写真は鐘楼門と本堂です。
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秋には本堂内で大地獄絵が公開され、住職による絵解き説法が行われます。地獄絵はなかなかの迫力で見ごたえがあります。もちろん写真に収めることはできませんが...
写真は本堂の縁側から眺めた境内です。紅葉が綺麗でしょう♪

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放生池の周囲には多くの楓が植えられていて、紅く色づいた紅葉が綺麗でした。
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また、庫裏では小さな庭園をゆっくり眺めたり、そうめんも食べることができます。とっても庶民的な古刹を訪ねてみてはいかがですか♪
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談山神社(たんざんじんじゃ)は大化改新の中心人物の藤原鎌足を祀る神社です。
舒明、皇極二代の天皇の世に、国の政治をほしいままにしていた蘇我蝦夷・入鹿の親子を討伐するため、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が、645年5月に藤の咲き乱れる多武峰(とうのみね:談山神社の裏山)に登って「大化の改新」の談合を行ったことから、後にこの山を「談い(かたらい)山・談所(だんじょ)ヶ森」と呼び、これが談山神社の社号となりました。tanzanjinja20191118-01

鳥居をくぐると本殿への石段があってモミジのトンネルとなっています。この付近は紅葉のグラデーションが美しかったです。
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石段の途中から見た景色です。
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石段の上には本殿や拝殿などの華麗な社殿、日本唯一である木造十三重塔などの重要文化財も多数現存しています。
拝殿の扉から外を眺めます。
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拝殿の吊灯籠が後ろの紅葉に映えていい感じでした。tanzanjinja20191118-09

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木造十三重塔は紅葉に包まれています。
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定番のフォトスポット。十三重塔と神廟拝所の屋根が並び、後ろの紅葉とともに絵になります^^
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神社の向かい側に建つ多武峰観光ホテルのレストランからの眺めです。正面に権殿や十三重塔が見える絶景です。ランチやカフェタイムにいいですよ♪
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