兵庫県生野町の生野銀山は、807~1973年にかけて採掘された長い歴史を持ち、明治維新後の日本で初めての官営(国の直営)鉱山です。
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また、フランスから技師を招いて西洋の鉱山技術を導入し、日本の近代化を牽引しました。地下へ880mもの深さがあり、蟻の巣のように張り巡らされた総延長350kmの坑道は、まさしく巨大なダンジョンと言えるでしょう!
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そんな坑道の一部が公開されています。その長さは約1000mで、40分ほどで観覧できます。
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鍾乳洞のような変化もなく単調な坑道ですが、随所に模型や解説図などを配置して、興味深く学習できるように工夫されています。上部の小さな穴は、狸掘(たぬきぼり)といわれる坑道で、江戸時代にノミ1本で掘り進んでいったそうです。
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組方が馬の蹄(ひづめ)に似ていることから馬蹄型鋼枠二枚合掌と呼ばれています。ルーフボルト1本につき、約2トンの岩盤を支えられるそうです。
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当時使われていた巻揚機のエレベーターは730mの長さには圧倒されます。
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坑道内は年間を通じて約13℃だそうです。夏は涼しく冬は暖かい坑道に移住しましょうか(笑)
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