砕氷船おーろら号の乗り場から阿寒湖行の季節運行のバスを予約しておきました。途中、摩周湖と伊藤サンクチュアリで、それぞれ30分程度の休憩(鑑賞)時間があります。観光もできるので優れものでしょう^^
11:30発の砕氷船の到着時刻に連絡しているので、菓子パンを買って乗り込みました。乗客はたったの5人。バスは快調に走って、摩周第一展望台で一回目の休憩となります。
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湖面は海抜351m、周囲約20km、面積19.2km2、最深211.4m、世界一級の透明度のカルデラ湖です。湖の周囲は300~400mの絶壁に囲まれた絶景です。
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空は多少の雲はあるものの、よく晴れていて視界も良好です。写真は展望台の駐車場から見える風景です。弟子屈町や遠くにあ間の山々が見渡せました♪
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摩周湖の湖面は凍った上に雪が積もって真っ白で、雄大なパノラマを楽しめました。有名な霧の摩周湖ではなく、氷の摩周湖の景観をたっぷり楽しみました^^
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摩周湖はたびたび霧が発生して湖面が見えない日が多いと言いますが、私は夏・冬に4回訪れて湖面が見えなかった日はありません。真っ白な摩周湖も素晴らしいけど、今度は藍を流したような「摩周ブルー」を見てみたいな♪
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阿寒湖行のバスは、鶴居村の伊藤サンクチュアリで20分ほどの休憩時間があって、タンチョウを見ることができます。
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丹頂鶴と呼ばれますが、学名はGrus japonensis、和名はタンチョウだそうです。丹は”赤い”の意で、頭の頂が赤いので漢字では”丹頂”と書くんだそうです。
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開発や乱獲によって個体数が激減し、一時は絶滅の危機に追い込まれましたが、国立公園や鳥獣保護区の指定、ラムサール条約などの活動によって、1000羽を超えるほどに回復しました。
釧路周辺では、湿原にエサがなくなる冬期のみ3か所で給餌が行われています。その一つが「鶴居伊藤サンクチュアリ」で、日本野鳥の会が管理運営されています。
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ここでは自然のままの姿を観察することができ、背景もきれいでいいところですよ♪
到着したのが16時頃だったので、近くのねぐらに帰っていく姿が見られました。鶴の飛ぶ姿ってとっても美しいですね^^
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夕方、17:30ごろに阿寒湖に到着しました。宿の部屋から暮れていく阿寒湖の眺めが神秘的でした^^
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