京都御苑内にある拾翠亭(しゅうすいてい)は、九条家の別邸として茶会や歌会などに使用された公家屋敷で、江戸後期に建てられました。
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数寄屋風の書院造りで二層からなり、屋根の頂には一対の鯱と九条家の家紋を形どった鬼瓦が置かれています。広間の東側には九条池があって、とっても雅な雰囲気です。
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「拾翠」という名前には、緑の草花を拾い集めるという意味が込められており、平安時代に貴族が野辺で草花を摘んだ習わしに因んで名付けられたそうです。
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だれもいないので2階の座敷に寝そべって、しばし公家屋敷の雰囲気を楽しんでみました♪
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池のほとりには百日紅が植栽されていて百日紅の名所として有名ですが、紅葉も綺麗なんですよ。写真は1階からの眺めです。
ただ、ここは木金土しか公開されないのでご注意を!
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