比叡山の延暦寺と京都の萩の寺「常林寺」を訪ねました。
延暦寺では、昨年から10年かけて根本中堂や廻廊の改修工事が行われています。
本堂の銅板葺き、廻廊のとち葺きを葺き直し、全体の塗装彩色の修理だそうです。その様子を見学デッキから間近に見ることができるようになりました。
写真はすっぽり覆われた根本中堂です。

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結構な人が参拝に来られてるかなって思ったら、平日の10時前でもあってまばらでした。見学デッキでは、巨大な本堂の屋根を目の前に見ることができて感動です。さらに廻廊の板葺きの屋根も板の組み方や重ね方など興味深かったです。
工事中とはいえ本堂の中に入って参拝できるし、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」も見ることができますよ^^

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延暦寺に伝来する数多くの仏像・仏画・書跡などの文化財を保管されている国宝殿」も特別展の期間なので通常非公開仏像なども展示されていて興味深かったです。写真のエントランスの仏像のみ撮影可能です。
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比叡山ドライブウェイの「夢見が丘展望所」からの眺めです。琵琶湖や大津市街などとても美しい眺望でした♪
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ランチは京都一条寺の閑静な住宅街にひっそり佇む洋食屋さん「グリルにんじん」。リーズナブルで美味しいランチが食べられると評判で、平日にもかかわらずお昼には満席となりました。
カウンターに案内され、日替わりランチ(今日はサイコロステーキ)を注文。柔らかいお肉と豚汁が付いて税込み1,000円です。(10/17から1,100円)オシャレな店内で美味しい食事に大満足でした^^
詩仙堂から歩いて数分なので、洛北散策時にはぜひお立ち寄りを♪
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京阪・京福の出町柳駅のすぐ近く、川端通に面して”萩の寺”として名高い常林寺があります。
常林寺は1573年に念仏専修僧の魯道(ろどう)によって開創されました。本堂には本尊の阿弥陀三尊、地蔵堂には若狭街道を往来する人々の信仰を集めた世継子育(よつぎこそだて)地蔵尊が安置されています。
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小ぢんまりした境内ですが、秋には境内が萩の花に埋もれてしまいます。紅白の萩が見ごろを迎え、すごくきれいでした^^
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萩は秋の七草の一つで、”秋の草”の字のごとく人々に秋を知らせる愛らしい花です。万葉の時代には男女とも髪に萩の花を飾って、恋文を荻の小枝に結んで贈りあったそうです。おしゃれですね^^
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