中千本に戻ってくると、奥千本口へのバスが出発するところでした。これ幸いとバスに乗って奥千本口へ♪
バス停から急坂を登れば金峰神社です。この辺りから奧千本と呼ばれますが、杉や桜の老樹におおわれて鎮座する神社で、吉野山の地主神、金山毘古命(かなやまひこのみこと)が祭神です。
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金峰神社からバス停に戻って、20分ほど坂を下ると吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)があります。
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水の分配を司る天之水分大神を主神とした神社で、平安時代には、「みくまり」が「御子守」となまって、子宝の神としても信仰されています。本殿、楼門、拝殿などからなる、桃山様式のたいへん美しい神社です。
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吉野水分神社から少し山を下りると一気に視界が開けます。ここが上千本から中千本の蔵王堂まで見渡せる絶景ポイントが「花矢倉展望台」です。義経一行を敵の襲撃から逃すため、忠信一人で次から次へと下に向かって矢を射て、見事に義経らを守ったので、この名がついたそうです。
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花矢倉展望台の近くで“さくら咲競プロジェクト”という桜の植樹活動が行われています。病気や老齢化によって枯渇の危機にある吉野山の一目千本と称賛される景勝を次の世代に残そうという取り組みです。ここからの眺めも素晴らしかったです。

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曲がりくねった急坂の道を満開の桜を眺めながら降りていく気分は爽快です♪
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薄曇りの空でしたが、この上千本から蔵王堂まで続く桜の帯は最高に美しかったです。上千本から中千本まで約40分、景色を眺めたり写真を撮るからもっと時間はかかりましたが、素晴らしい景色を堪能しました^^
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