気ままにフォトスケッチ

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2021年05月

新緑の風景 -龍王ヶ渕、向淵のスズラン、深谷龍鎮渓谷、室生湖の水没林-(5/26)

奈良県宇陀市の「龍王ヶ淵」は、標高530mの山中にひっそりと水を湛える自然にできた池です。池の畔には堀越神社があって、古くから貴重な水源として信仰の地として大切に守られてきました。
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池の水面に周囲の木々の緑が鏡のように映り込み、神秘的な雰囲気を醸し出していました。
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緑のグラデーションも美しくて素晴らしい水鏡にうっとりしました。
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向淵にスズラン群生地があって、天然記念物に指定されています。斜面に無数のスズランが自生していて、可愛い花を咲かせていました。
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可愛らしい花を咲かせるスズランですが、花や根には猛毒があります。
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室生ダムに流れ込む深谷川によってつくられた「深谷龍鎮渓谷」。
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清流を見ながら遊歩道を200mほど歩くと、龍鎮神社と龍鎮の滝が現れます。
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龍鎮神社の鳥居をくぐって川辺に下りていくと、対岸に小さな祠があります。
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この付近の川幅は狭く、速い流れに岩肌が磨かれてつるつるしています。小さな龍鎮の滝やエメラルドグリーンの滝壺は、神秘的で美しい風景でした。
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室生ダム湖の湿地帯に群生するマルバヤナギなどの樹木が、木の幹まで水に浸かった「水没林」を見ることができます。水没林と水鏡がめちゃ綺麗でした。
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水位が下がってきていて、対岸の石仏「濡れ地蔵」の首から上が水面に出ていました。

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室生ダム湖の水没林(5/4)

奈良県宇陀市の室生ダムは小さな重力式コンクリートダムで、大和平野の水道用水や灌漑用として利用されています。
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冬から春は満水に調整されていて、田植えが始まるころから徐々に水位が下がってきます。
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山藤がとても綺麗です。
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榛原ふれあい広場には鯉のぼりが泳いでいます。
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水位が高いこの時期は、ダム湖の底に群生するマルバヤナギなどの木々が水に浸かり「水没林」が現れます。
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今朝は無風だったので、美しい水鏡を見ることができて幻想的な雰囲気を味わえました。少し濁っているのがちょっと残念...
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新緑とともに背後の山に生える山藤も綺麗でした。
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