気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

2019年11月

やさしい色合いの紅葉に包まれる大原・三千院 (11/25)

地下鉄国際会館駅から京都バスに乗って終点大原で降りたら、観光バスが数台きていましたが、観光客はそれほど多くありませんでした。京都の紅葉をゆっくり見るなら平日に限りますね。
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三千院は最澄が開基したといわれ、天台宗五門跡のひとつで、梶井門跡、梨本坊とも呼ばれます。
澄が延暦7年に比叡山の根本中堂を創建したのち、叡山東塔の梨の大木の下に一宇を建てたのが起こりとされています。
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客殿では苔と紅葉が美しい池泉観賞式庭園の聚碧園を見ながら抹茶を戴くことができます。
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宸殿には秘仏の伝教大師作と伝わる薬師瑠璃光如来像が祀られています。その宸殿から苔や紅葉が美しい有清園に建つ往生極楽院を眺めます。杉と苔と紅葉が見事に調和して美しい景色です。大きな石楠花もあるので春も美しいですよ!
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散り紅葉もまた綺麗でした。
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有清園にはかわいい”わらべ地蔵”が寄り添っています。有清園の苔と一体となってとてもなごみます。

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三千院の紅葉は、真っ赤に染まるものだけではなく、少し控えめな色合いも多くて、それがまたいい感じなんよね♪
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錦秋の琵琶湖疎水をクルーズ(蹴上~大津) (11/25)

京都の人々には昔から琵琶湖の水を京都に引くという夢がありました。幕末の戦災と東京遷都によって衰退していく京都の復興を目指し、第四代京都府知事北垣国道と土木技術者の田邉朔郎により、明治23年に大津と京都を結ぶ琵琶湖疎水完成させました。
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疏水建設の目的は、製造機械、運輸、田畑の灌漑、精米水車、防火、上水、下水、そして水力発電が挙げられます。明治から大正期のピーク時には年間30万人の旅客と、年間22万トンもの資材運搬に利用されました。やがて自動車や鉄道等の急速な発達によって、舟運は昭和26年9月に姿を消しました。
写真は蹴上船泊と南禅寺船泊の高低差36mを、船をレール上の台車に乗せて動力で運んでいたインクラインです。琵琶湖疎水船はこの最高地点から出航します。

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その疎水を観光事業として、平成27年に大津から蹴上までの約7.8kmの区間で舟運が復活しました。平成30年からは、流れに逆らって進む上り便も加わり本格的な運航が始まりました。今回はこの上り便に乗船しました♪
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琵琶湖疎水船は、定員12名と船頭・ガイドの計14人乗りの小さな船です。乗客は窓に向かって座り、流れる外の景色を楽しみます♪
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蹴上の乗船場には、防火用水として御所に水を送る”御所水道”と”旧ポンプ室”があります。なんとこのポンプ室は一度も使用されなかったそうです。
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4つのトンネルのうち3つのトンネル出入り口には扁額が掲げられています。
明治を代表する政治家らが揮毫したものでなかなか興味深かったです。
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トンネルの中はこんな感じ。ぽっかりと出口が見えます。
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この橋は日本で最初のコンクリート橋だそうです。劣化に伴って補強されてますね。
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疎水に沿って桜や楓が植えられていて、春や秋はとくに美しい景色を眺めることができます。天井が透明なアクリル板なので頭上の景色もよく見えます。
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ちょうど紅葉が見頃だったので綺麗でしたよ♪
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ところで上り便は所要35分、下り便は55分となっています。流れに逆らうほうが速いって不思議ですが、トンネル内で波の上に乗ってしまうとバランスを崩して危険なため、追いかけてくる波より速く走る必要があるそうです。ゆったり乗りたければ下り便がいいかも。
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水路はカーブもあってとてもいい感じです。私はたまたま最後部の座席だったので、後ろの景色をたっぷり楽しむことができました♪
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最長の第一トンネルは全長2,436mもありますが、トンネルは直線なので遥か先に出口の明かりが見えて感動的でした!
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トンネルの壁面に琵琶湖疎水の解説映像が映されました。

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第一トンネルを抜けると下船場です。このトンネルの入口だけ扉が付いています。これは琵琶湖の水位が異常に高くなったときに閉めるためのものですが、現在は瀬田川に堰があるのでまったく使われなくなったそうです。歴史遺産として残しているとか。
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最後に大津閘門を見学します。水門を開けて船を通したり、水位を調整する役割を果たします。当初の扉は木製で、開閉は4人がかりの人力で動かしていたそうです。
美しい紅葉を眺めながらのクルーズはとても素敵なものでした。機会があれば桜の咲く頃か、新緑の季節にも乗船してみたいです♪
 
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秋の岡山と倉敷散歩 -岡山城と後楽園- (11/23)

倉敷美観地区を散策後、岡山城と後楽園のライトアップを見ようと岡山に戻ってきました。
蛇行する旭川の横にそびえる岡山城は、黒漆塗りの板が取り付けられた外観から「烏城(うじょう)」と呼ばれています。天守閣が夕日を浴びて輝いてめちゃ綺麗でした。
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天守閣のほうへ行こうとしたら地元のおじさんが、「ここから見上げる城は綺麗だよ。天守閣前からと違う雰囲気を味わって!」と教えてくれました。もみじや銀杏も色づいていてすごく絵になる風景です。
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天守閣前の広場ではワインショップがありました。ライトアップされた城を眺めながらのワインって美味しいでしょうね♪
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広場では真っ赤に色づいたもみじが綺麗でした^^

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岡山城から後楽園にきました。
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後楽園は江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって造営された庭園で、日本三名園のひとつです。
夕暮れが迫る園内も良い雰囲気です。
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薄暗くなるとライトアップがはじまりました。ライトアップの紅葉も綺麗ですね。
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秋の日暮れは早くあっという間に暗くなって岡山城が浮かび上がります。
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園内の和傘などオブジェも加わって幻想的な世界になりました。「幻想庭園」だそうです。めちゃ綺麗な庭園を散策後、晩ご飯を食べて帰りました。
次回オフ会は4月に奈良方面を予定しています♪

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秋の岡山と倉敷散歩 -倉敷美観地区- (11/23)

岡山からJRで倉敷へ。
鶴形山に鎮座する阿智神社は1700年以上もの歴史があるそうです。
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石段や坂道を上ると山頂に社殿が並んでいます。
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境内からは倉敷の町並みを眺めることができました。
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なまこ壁の土蔵や格子窓の町家、倉敷川に沿って植えられた柳の並木などが川面に映る倉敷美観地区。
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情緒豊かな町並みや、川を行き交う船などを眺めると、ゆったりした時間が流れます。
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大原美術館は倉敷の実業家大原孫三郎が設立したもので、日本最初の私立美術館だそうです。今回は美しい秋の庭園を鑑賞しました。
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綿花や米の集散地として栄えた倉敷は、明治期に代官所跡に倉敷紡績所が建設されました。
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その工場跡を再生したのがアイビースクエアで、ツタのからまる赤レンガがとても美しいです。
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ず~っと過去にここで宿泊したことがあるので懐かしかったです。 22kurashiki20191123


秋の岡山と倉敷散歩 -曹源寺- (11/23)

秋のオフ会は、岡山・倉敷を歩きました。岡山駅で待ち合せて、最初に向かったのは曹源寺です。
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曹源寺は岡山県岡山市中区円山にある臨済宗妙心寺派の禅寺です。
1698年に岡山藩主池田綱政が、高祖父信輝と父光政、さらに自らの冥福をも祈るために建立しました。
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広い寺地に建てられた伽藍はとても大きく立派でした。
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境内は紅葉がとても綺麗でした。まだ緑色の葉もあれば、真っ赤に色づいている木もあって一番美しいときだったかな♪
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池泉回遊式の庭園は、その池の周囲を一周できます。いろんな角度から見る庭園も綺麗でした^^ 
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岡山駅からバスで行き、帰りはバスと路面電車で戻りました。観光列車のチャギントン電車やレトロな電車など、趣向を凝らした電車が走っています。電停に来たらチャギントン電車が停まってました。乗車したのはレトロな車両でした。
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