明日香村のほぼ中央に位置する橘寺は、聖徳太子生誕の地ともいわれ、8世紀には66もの堂塔がありました。
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現在の本堂や太子堂などは江戸期に再建されたものです。
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室町時代の聖徳太子坐像や、本堂横には2つの顔が刻まれた二面石があります。
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往生院の天井画はとても綺麗でした^^
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境内の芙蓉がとても綺麗でした。
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また、橘寺周辺のあぜ道に咲く彼岸花がとても綺麗でした♪
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飛鳥寺は、蘇我馬子の発願で596(推古4)年に完成した、日本初の本格的寺院です。
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建立にあたって百済の専門家が招かれ、瓦の製作や仏堂、塔の建設に関わったといいます。創建時は塔を中心に東・西・北の三方に金堂を配し、外側に回廊をめぐらした伽藍でしたが、平城遷都により奈良に移築され「元興寺」と名を改めました。
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この寺は本元興寺として存続しましたが、887年と1196年の落雷により本堂が消失します。飛鳥大仏だけが奇跡的に焼失を免れましたが、野ざらしだったと言います。
飛鳥寺は江戸時代に再建され飛鳥大仏も補修されましたが、傷みが激しく、顔の一部と左耳と右手の中央の指3本だけが当時のまま残っているそうです。鼻が高く面長で異国の雰囲気を感じました。
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飛鳥寺のすぐ西に「入鹿の首塚」と呼ばれる五輪塔が建っています。大化の改新のとき、飛鳥板蓋宮で中大兄皇子らに暗殺された蘇我入鹿の首がここまで飛んできたとか、襲ってきた首を供養するためにそこに埋めたともいわれています。
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