気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

2019年07月

西大寺の蓮と馬見丘陵公園の向日葵(7/27)

奈良市の西大寺は、称徳天皇の勅願により、765(天平神護元)年に創建されました。写真は西大寺創建の端緒となった称徳天皇誓願の四天王像をまつるお堂です。
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当時は広大な寺域に多数の堂塔が建ち並び、東大寺とともに栄えていましたが、多くの火災に遭い創建当時の建物はほとんど焼失しました。現在の建物は江戸時代中期に建てられたものだそうです。秘仏の愛染明王をまつる愛染堂です。
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西大寺といえば巨大な茶碗で点てた抹茶を参加者が回し呑みする「大茶盛」が有名です。新春と春秋に行われるので参加してみたいな♪
そんな西大寺の本堂前にはたくさんの蓮鉢が並べられています。ちょうど見頃で美しかったです^^
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奈良県営馬見丘陵公園は、日本でも有数の古墳群と豊かな自然を保全・活用するためにつくられた広大な面積を有する公園です。ここでは四季折々の花が美しく咲き、今は「ひまわりウイーク」が行われています。
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普通のひまわりのように東向きに咲かず、パンケーキのように上を向いて咲いている品種も多くてかわいかったです。
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今年は梅雨明け前の天候不順によってひまわりの生育がイマイチですが、青空に向かって力強く咲き誇る姿を見ることができました。
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まだまだ蕾の花がたくさんありました。今度の週末は満開の向日葵を楽しめそうです♪
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湖国の夏 -第一なぎさ公園、近江妙蓮公園、岩間寺- (7/26)

滋賀県守山市の琵琶湖大橋の近くにある「第一なぎさ公園」は、冬は菜の花畑、夏はひまわり畑となります。
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琵琶湖に面した約4,000平方メートルの敷地に12,000本のひまわりが咲き、ひまわり畑の先には琵琶湖が広がっています。
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前日の大雨によって多くの花がおじぎをしていましたが、夏らしい
素晴らしい風景でした^^
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守山市に近江妙蓮公園があって、瑞蓮池や展示資料館なども整備されています。
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慈覚大師が中国から持ち帰ったと伝えられる近江妙蓮は、葉や地下茎である蓮根は普通のハスと違いがないけれど、花の様子がまったく異なっています。つぼみのときは一つの花に見えますが、外側の花弁が開いたあとは一茎に2~12の花群が現れます。
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花は薄いピンクで、花びらの数は2000~5000枚にも達し、外側の花弁以外は散りません。雄しべや雌しべがなく、種子を作らない特殊な花です。このため、奇妙な蓮という意味で「妙蓮」と名付けられました。奇妙な花ですが、ピンクが美しくボリュームもたっぷりで可愛い印象でした^^
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ランチは名神高速の瀬田東ICのすぐ近くに大津市公設市場で食べました。一部の店舗を除いて一般への販売はありませんが、食堂「いっしん太助」は誰でも利用できます。
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ランチはバイキング(970円)のみですが、海鮮を中心とした新鮮な料理がずらっと並んでいます。どれも美味しくてお腹がいっぱいになりました。
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瀬田の洗堰は、びわ湖から流れ出す瀬田川の流量をコントロールして、琵琶湖の水位と下流の流量を調節しています。その洗堰近くの岩間山にある岩間寺は、奈良時代に泰澄がカツラの木で千手観音を刻み、本尊としたのが始まりと伝えられています。
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本尊の観音像は、人々を苦しみから救うために毎晩136の地獄を巡って全身から汗がでます。このことから「汗かき観音」と呼ばれ、また「ぼけふうじ観音」としても信仰を集めています。
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境内には銀杏や桂の巨木が茂っていて、青葉が美しく木陰は爽やかな風が吹いていました。
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桂は高木の落葉樹ですが、細かな枝の先まで葉をつけるのでとても綺麗です。も
みじも多くて、11月には赤や黄色に色づくそうです。今度は紅葉の時期に訪ねてみようかな♪
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湖東の梅雨景色 -長命寺、観音正寺、諏訪家屋敷、芦刈園- (7/1)

滋賀県近江八幡市にある「長命寺」は、その名のとおり「健康と長寿の観音さま」が祀られています。
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3世紀後半から4世紀初頭に武内宿禰(すくね)が長寿を祈ったといわれ、聖徳太子の開基と伝わります。本尊の千手観音をはじめ、聖観音・十一面観音・毘沙門天など多くの重要文化財が安置されています。
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降り続いていた雨が上がって、霧に霞む伽藍がとても幻想的で美しかったです。
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また、紫陽花が鮮やかに咲き誇り、美しいアクセントとなっていました。
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近江八幡市の繖山の山上に佇む「観音正寺」は西国32番札所です。
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1400年前、聖徳太子が千手観音を彫み開基され、観世音菩薩の聖地として法灯が受け継がれています。1993年に旧本堂とともに本尊も焼失してしまいましたが、2004年に本堂が再建されました。本尊はインドの白檀で彫られた千手観世音菩薩座像です。
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観音正寺には人魚伝説が残っています。近江国を遍歴していた聖徳太子は湖水から浮かび出てきた人魚と出会います。
人魚は「私は前世漁師であり殺生を業としていたため、このような姿になりました。繖山にお寺を建て成仏させてください」と懇願し、聖徳太子は自ら千手観音像を刻まれたとのことです。
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境内からは湖東平野の美しい風景を見渡せます。紫陽花も美しくて清々しい気分になりました♪
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「大庄屋諏訪家屋敷」は、滋賀県守山市にある江戸時代から庄屋として残されている古い建造物です。諏訪家は、淀藩領で大庄屋を務め、代々農民の指導者となってきました。
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母屋・客殿・茶室など歴史の古い建造物で、市指定文化財と日本遺産に指定されています。庭園は中央に琵琶湖型の池を配置し、その周囲に飛び石を配置した池泉回遊式庭園です。
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庭園の池には半夏生が群生しています。半夏生は葉の上半分が白くなることから片白草とも呼ばれています。白い花をつけた穂が風に揺れると清々しくて、梅雨の蒸し暑さを忘れさせてくれました♪
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琵琶湖大橋の南方に「もりやま芦刈園」があります。 園内を埋め尽くす世界のアジサイ。その数はなんと100種、10,000本とか!
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今年は空梅雨気味で高温が続いていたので、早咲きはすでに咲き終わっていて、全体に元気がなかったのが残念でした。もちろん美しく咲いている花も多くて綺麗でしたよ♪
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