気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

2019年04月

藤や牡丹が香る西国札所 -葛井寺、壷阪寺、岡寺- (4/27)

大阪府藤井寺市にある葛井寺(ふじいでら)は、7世紀後半に葛井氏の氏寺として建立されました。西国三十三箇所観音霊場の第5番札所として信仰を集め、多くの巡礼者が訪れています。
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ご本尊の千手観音坐像は国宝に指定され、毎月18日に開帳されます。葛井寺の観音様は、大の手2本、中の手40本、小の手1001本、計1043本の手があります。また、十一面の顔に1043の眼を持つ千手千眼観音菩薩です。千手と千眼でどんな人達も漏らさず救済してくださるとのことです。ぜひ18日のご開帳に参拝してみたいです^^
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境内には数か所の藤棚があって、紫・白・赤の藤の花を楽しめます。
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境内は満開の藤の甘い香りに包まれていました♪
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奈良県明日香村の少し南にある壷阪寺(つぼさかでら)は、「壷阪山南法華寺」が正式名です。西国三十三カ所観音霊場第6番札所として信仰を集めています。
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703年に弁基上人によって開かれた霊山で、本尊は十一面千手観音です。
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お里沢市の「壺坂霊験記」で有名なお寺は、眼病封じの参詣者でにぎわいます。四季の花が美しい寺で、この季節は黄色い山吹の花が境内に咲き乱れていました♪
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また、壷阪寺はインドとの繋がりが強く、境内にはインドで製作された大観音石像、仏伝図石造レリーフ、大涅槃石像などの石造物がたくさんあります。広い境内をゆっくり歩くと、新緑とともにとても気持ちよかったです^^
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奈良県明日香村にある岡寺は日本最初の厄除けの霊場として名高く、女性の厄除け観音として、西国三十三カ所観音霊場第7番札所として信仰を集めています。
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天智天皇の勅願により、義淵僧正(ぎえんそうじょう)が創建しました。ご本尊は弘法大師作といわれる如意輪観音坐像で、高さ3.6mもある塑像の観音様です。塑像としてはわが国最大の仏像だそうです!
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池には牡丹やダリアの花が浮かべられ、本堂前では大輪の牡丹が咲き誇っています。
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さらに奥の山の斜面には、3000株もの石楠花が植えられていてゆっくり散策できました。華やかな春を楽しめますよ♪
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熊野海道信達宿と子安地蔵寺の藤 (4/22)

大阪から熊野へと続く熊野街道の、泉南市にある信達宿(しんだちじゅく)では、見事な野田藤を栽培されています。写真は駐車場を無料で提供されている長慶寺と熊野海道の道路まではみ出して咲く藤の花です。
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の藤は実に1本の木に4万の花房をつけ、毎年4月中旬~下旬に「ふじまつり」が開催されます。
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この野田藤は、「平成の花咲か爺さん」と呼ばれた故梶本氏が、一本の鉢植えから30年大事に育てられました。今年も満開になったとの知らせに、ちょこっと訪ねてみました♪
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庭を見ていると藤の甘い香りが充満していました^^
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また、藤棚から垂れ下がる藤を見上げるだけでなく、仮設台から藤の花房を見渡すこともできます。まるで雲海のようです♪
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泉南市から岩出市を経由して無料区間の京奈和道で橋本まで、バイパス化されて快適なドライブが楽しめます♪
橋本市にある子安地蔵寺は”藤の寺”として有名です。
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737年に行基菩薩によって開かれた古刹で、本尊の地蔵菩薩立像も行基の手によるものと伝えられています。安産・子育ての守護に霊験あらたかなことから、「子安地蔵」と呼ばれ親しまれていま。境内の隅で咲いている黄色い山吹が印象的でした。 
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境内には8種類20数本の藤が美しい花を咲かせます。今年は開花が少し遅れ、見頃は4月末ごろになりそうです。それでも、早咲きの野田藤や白藤がとても美しく、甘い香りに包まれていました♪
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高見の郷のしだれ桜と、波瀬植物園の水芭蕉(4/21)

国道166号線(伊勢街道)を伊勢に向かって走り、三重県との県境近くの奈良県東吉野村に「高見の郷(たかみのさと)」という、しだれ桜の庭園があります。
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1000本ものしだれ桜の庭園は、林業が衰退して檜や杉の山林は次第に荒れていきつつあるとき、花が好きな母と山林の活用を模索してい父の想いが一致して誕生したそうです。
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国道から山の急斜面の上にあって、その名も「天空の庭」と呼ばれています。急斜面は歩いても上れますが、無料のマイクロバスがピストン運転しています。ギアをローに入れてぐいぐい力強く登っていくと、急坂と桜の庭園が素晴らしい眺めです♪
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展望台からの眺めも素敵でした。ただ、300段の石段を上る必要があるけどね!
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日曜日だしテレビで紹介されたこともあってすごい賑わいです。8時半ごろに到着したら3kmほど手前の第4駐車場が空いていました。駐車場からは無料のシャトルバスが出ているので楽ちんでした^^
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高見の郷のしだれ桜に魅了されたあと、国道166号線を三重県に向かって走ります。かつての難所であった高見峠も、長いトンネルとバイパス化によって快走路になりました♪
高見の郷から10分あまりで「波瀬(はぜ)植物園」に到着です。
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代々林業を営む田中家が、杉や桧を育て花や鳥を愛し、自然と共生してこられました。
そこで、5万個の銘石、石楠花、満天星躑躅、水芭蕉などの樹木や山野草を数百種も集め、自然の勾配を利用した庭園を造って植物園が生まれました。
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水辺では水芭蕉が咲き誇っていました。関西で咲く水芭蕉は珍しいので、美しい姿を見ることができて良かったです^^
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奥びわ湖のお花見 (4/13)

朝6時前に家を出て奥びわ湖へ行ってきました。空は青く澄み渡って、海津大崎は満開の桜のトンネルになっています!
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8時頃に到着したらすでに駐車スペースは車でいっぱいなので、通り抜けるだけです^^;

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途中、少しだけ路駐して青空と満開の桜と、湖に浮かぶ竹生島という絶好の景色を楽しみました♪
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かつて有料道路だった奥びわ湖パークウェイは、昨年の土砂崩れのため途中で引き返しになるけどとても美しい桜並木と琵琶湖の眺めが抜群です♪
つづら尾崎展望台からは、めちゃ美しい眺めを楽しめました。西側は遠くに海津大崎の桜並木が見渡せます!
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東側はのどかな景色とともに百名山の一つである伊吹山が望めます。ここは紅葉も美しいので、次回は秋に来てみようかな♪
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長浜市を流れる高時川の堤には、約500本のソメイヨシノが1kmに渡って咲き誇ります。
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国道365号線を走っていると、ピンクの花の並木が見えてきます。車を特養の駐車場に置かせてもらって桜並木を散策しました^^
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せせらぎに耳を傾けながら、満開の桜のトンネルを歩くと気分も軽やか♪
昔から変わらないであろう長閑な景色を堪能しました!
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米原市の三島池とローザンベリー多和田も訪ねてみました。
三島池は早春や晩秋には来たことがありますが、桜の季節は初めてです。池の周囲に植えられた桜がとても上品な美しさでした^^
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ただ、今年は雪が少なかったため伊吹山にはまったく雪がありませんでした...
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ローザンベリー多和田は、13000m2もの広大なイングリッシュガーデンで、バラと山野草のガーデンやレストラン、BBQ、ショップ、羊のふれあい広場などがあります。
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つい先日には「ひつじのショーン」ファームガーデンがオープンしました!
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人気アニメのシーンがそっくり再現されていて、子どもたちは大喜びでした^^
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ランチはレストランでバイキングです。ひつじのショーンのオープン直後で人が多くて、少し待たされましたが美味しかったです^^
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ここはバラとクレマチスが美しいので、機会があれば初夏に再訪してみようかなと思いました♪
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雨中のお花見 -海津大崎、大山崎山荘美術館-

4月10日、青春18きっぷの期限の最終日に滋賀県北部の桜の名所「海津大崎」へ出かけました。あいにく小雨の1日でしたが、観光客がまばらで幻想的なお花見ができました。
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海津大崎は海津湾の東に波食によって突き出た岩礁地帯です。琵琶湖有数の景勝地で、「暁霧(ぎょうむ)・海津大崎の岩礁」として、琵琶湖八景の1つに数えられています。
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また、湖岸に沿って樹齢50年以上の桜が、約600本4kmに渡って植えられています。雨だったので湖面に映える桜は見れませんでしたが、雨に煙る幻想的な景色に出会えました^^
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海津大崎から竹生島へクルーズをしたかったけど、あいにくの天候で欠航になっていました...
そこで、JRで京都府の山崎駅まで戻って、「アサヒビール大山崎山荘美術館」へ行きました。
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京都府大山崎町の天王山の山腹にあって、眼下に淀川や対岸の男山などの風景を見渡せます。
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洋館である本館には、河井寛次郎やバーナード・リーチらの陶器を中心に展示されています。また、安藤忠雄氏設計の新館にはモネの睡蓮などの絵画が展示されていて、ゆっくり鑑賞できました。
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庭園も素晴らしくて、桜と新芽と建物が素敵にマッチしていました♪
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