気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

2017年10月

奈良のコスモス寺 -般若寺- (10/31)

振休を利用してちょこっと奈良のお寺を訪ねました。
”奈良のコスモス寺”とも呼ばれる般若寺は、冬の水仙や春の山吹も美しい花の寺です。
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飛鳥時代に高句麗僧の慧灌(えかん)法師によって開創され、聖武天皇が鬼門鎮護の寺として堂塔を建立された古刹です。境内には国宝の楼門、本堂、十三重石塔、二基の笠塔婆などがあります。
国宝の楼門です。写真では分かりにくいけど屋根の大きなそりが美しい門です。
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10月に2度もの台風や大雨にも耐えて、健気に咲くコスモスがやさしく出迎えてくれました。
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秋晴れの空に映えるコスモスに囲まれた石の仏さまが微笑んでいるように見えました。まだ蕾も多くあったので、今度の三連休くらいまでは綺麗だと思います。hannyaji20171031-3

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秋の東北旅行 -紅葉の八幡平樹海ライン-

八幡平アスピーテラインの岩手県側は深い霧のため、樹海ラインを経由して八幡平市に向かいます。分岐してすぐ蒸気が吹き出る太古の息吹や藤七温泉など、湯けむりが上がる風景に出会えました。
やがて針葉樹林からブナやカエデなどの紅葉樹林に移り変わっていきます。また、視界が良くなってきて、山肌を紅や黄色に染め上げる紅葉に感動です。
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松川温泉近くの池の畔は、雨に濡れてしっとりした紅葉がとても美しかったです。紅葉は晴れた日と雨の日が綺麗なんよね♪
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ここは芭蕉沼。春先にはミズバショウが咲き乱れるとか。
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そして圧巻だったのが松川渓谷。
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渓谷に架かる”森の大橋”から見下ろすと、ブナやナラの原生林が生い茂る渓谷が見事なまで紅葉に包まれて、まさに息をのむ絶景でした。こんなに美しい風景なのに訪れる人は皆無でした!
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花巻には16時前に到着しました。花巻といえば宮沢賢治の故郷。天の川を旅する”銀河鉄道の夜”は私の好きな童話でした。そこで、胡四王山にある宮沢賢治記念館を見学しました。詩人であり科学者でも教育者でもあった賢治の思想や活動が紹介されています。あらためてこの人の凄さというか偉大さを感じました。館内は撮影禁止なので入口の写真だけですが、時間があればゆっくり見学してみたいものです。
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花巻空港には17時過ぎに到着しレンタカーを返却しました。
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岩手といえば前沢牛が有名だけど、本物はめちゃ高そうなのでお手頃牛を食べましょう。空港内の売店やレストランを見て歩きました。小さな空港なので、あっという間に見て回れたんですけどね...
空港内唯一の レストランで「牛ハラミステーキ重(1600円)」を食べました。お肉が柔らかくて美味しく、見た目以上にすごいボリュームでした。空港価格でちょっと高かったけどこれなら満足^^
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夕食後は空港でゆっくり過ごし、18:55発の伊丹行きの飛行機で帰りました。強い季節風のため到着が10分ほど遅れましたが、とくに揺れることもなく快適な空の旅でした^^

秋の東北旅行 -秋田八幡平をドライブ-

角館を散策後、再び田沢湖から青森方面に向かい、秋田県鹿角市から岩手県八幡平市へと繋がる”八幡平アスピーテライン”をドライブします。アスピーテとはドイツ語で火山の意味で、山岳の火山地帯を横断するドライブロードです。十和田八幡平国立公園の一部でもあって、紅葉スポットとしても有名です。

秋田県側から高度を上げていくと大沼です。ここにある八幡平大沼茶屋湖という食堂で「比内地鶏の親子丼(800円)」を食べました。本物かどうかは?ですけど、歯ごたえがあって、あっさりとしていたので美味しかったです^^
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ちょこっと池畔に降りてみました。周囲の木々はすっかり落葉し、枯れた芦などが残る美しいながらも寒々とした景色が印象的でした。
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この付近で小雨が降り始めました。天気予報は雨の予報なので気にはならなかったけど、青空でないのはちょっと残念...
大沼からどんどん高度を上げていくと、山峡に湯けむりが上がる「後生掛温泉」があり、その先には「ふけの湯」があります。
どちらも秋田八幡平の秘湯ともいわれ、温泉療養や湯治に訪れる人が多いそうです。ゆっくり温泉に入る時間もなく、写真だけ撮って先へ進むことにしました。機会があればこういう鄙びた温泉での宿泊もしたいものです♪
こちらが後生掛温泉です。
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ふけの湯です。こんな温泉でゆったりっていいだろうなあ♪
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ふけの湯から先は豪雪地帯としても知られ、冬期は閉鎖され、春には雪の壁ができるといいます。雪の壁は立山で歩きましたが、ここにも来てみたいなって思いました^^
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岩手県との県境付近の標高1560mの「大深沢展望台」に到着すると、深い霧が立ち込めています。
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ここまで来ると広葉樹はなく、クマザサや針葉樹林地帯となっています。この先で八幡平山頂を経由するアスピーテラインと、一気に高度を下げて樹海を縫って走る樹海ラインに分かれます。
晴れていればアスピーテラインを走りたいけど、あいにくの天気なので樹海ラインを経由して盛岡方面へ向かいました。
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秋の東北旅行 -みちのくの小京都”角館”を散策-

角館は1620年に芦名氏が美しい町並みを作り、佐竹北家の城下町として栄えました。歴史ある武家屋敷と桜並木や紅葉が美しく”みちのくの小京都”と呼ばれています。
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武家屋敷が立ち並ぶ通りは、「内町(うちまち)」と呼ばれ、現在も江戸時代の屋敷割や、母屋・門・蔵の屋敷構えが残されていて、国の重要伝統的建造物群保存地区として保護されています。
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通りに沿って塀が続き、しだれ桜やモミ、カエデなどの大木がとても美しく、紅葉はまだ始まったばかりでしたが、紅や黄色に色づいた木々が綺麗でした。
いつか枝垂れ桜が咲く華やかな季節にも歩いてみたくなりました♪
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2か所の武家屋敷を見学しました。石黒家は佐竹北家の用人を勤められ、1853年に現在地に移転したそうです。座敷に上がって建物や生活様式などについて説明していただきました。正玄関と脇玄関を備えた高い格式と簡素なただずまいが素晴らしかったです^^
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青柳家は佐竹北家に仕えました。広い庭園を歩きながら、点在する屋敷や蔵などを見て歩きます。それぞれに代々伝えられた武具や美術品などが展示されて興味深かったです。
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角館には朝早く来たので観光客はまばらでした。地元の中学生が写生にやってきて、高校生が授業の一環として観光案内のボランティアをはじめました。秋田県は学力トップクラスで知られていますが、このようなふるさとを愛し、社会を支える自覚を育てるという素晴らしい教育だなって思いました^^
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秋の東北旅行 -田沢湖の辰子伝説とたつこ像-

発荷峠から十和田湖を離れ、秋田県鹿角市~仙北市へと南下します。日が沈んだ頃に田沢湖に到着。田沢湖高原温泉の「森の風 田沢湖」で宿泊です。乳頭温泉に行きたかったけど、満室とか宿泊料が高くて諦めました。ここも三十数年前はひなびた温泉でしたが、ブームで俗化したのかなって思ったり...
チェックインの時、50人以上の中国語の集団に遭遇しました。まさか部屋が近くないよね?って聞いたら棟が違うとのことでホッとしました。彼らは18時から夕食というので、先に大浴場へ行ったら貸切でした^^
田沢湖高原での夕食はバイキングです。先にお風呂にはいって食事時間を遅らせたので、レストランは空いてきていました。おかずは品数が多くてとても美味しかったです。てんぷらは揚げたて、お寿司もその場で握って美味しかったです。お肉が冷めていたのを除いてね...
食事の中で一番美味しかったのは秋田名物「きりたんぽ鍋」でした。出汁がとても美味しく戴きました^^
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翌朝、外に出るとどんよりと曇っています。天気予報は曇りのち雨...
チェックアウトして辰子伝説の「たつこ像」を見に行きました。田沢湖は、周囲約20kmのほぼ円形の湖で、水深が423.4mもあって日本一の深さを誇っています。
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辰子伝説は、美貌の辰子がイワナを食べ水をがぶ飲みして龍の体になった辰子と、八郎潟の龍である八郎がめぐり合って夫婦になりました。それ以来、主のいなくなった八郎潟は年を追うごとに浅くなり、主の増えた田沢湖は逆に冬も凍ることなくますます深くなったという伝説です。
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そんな伝説の美少女たつこ姫のブロンズ像は、湖の中に立っていました。あいにくの曇天と強風のため、神秘的な雰囲気はなく、少し眺めただけで田沢湖をあとにしました。
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