2017年09月
振替休暇を利用して、ちょこっと奈良・若草山や春日奥山へ行きました。
若草山は東大寺の東にある標高342mのなだらかな全山芝生に覆われた山です。丸い丘を3つ重ねたような形から、三笠山とも呼ばれています。
若草山頂上には5世紀の鴬塚古墳が築かれてるんですよ。そんな山頂付近からの奈良盆地の眺望がすごく美しかったです^^
奈良奥山の原始林は世界遺産(古都奈良の文化財)の一つに登録されています。うっそうと茂る原始林はマイナスイオンが充満しています。
ひっそり現れる鶯の滝は、水の落ちる音が鶯の鳴き声に似ているのでこの名が着いたそうです。高さ8mほどの小さな滝ですが、周囲に調和してとても美しかったです。
奈良市街から柳生へつづく柳生街道は、いくつもの石仏に出会える”祈りの道”です。寝仏、夕日観音、朝日観音、首切り地蔵、春日山石窟仏、地獄谷石窟仏が迎えてくれます。写真は春日山石窟仏です。
地獄谷石窟仏は、岩窟の中に釈迦如来を中心として薬師如来、如意輪観音などの仏様が刻まれ、ところどころ彩色の跡も残っています。奈良時代の作だそうですが、壁画のようで綺麗ですよ^^
ところで、この付近で奈良時代に遺体を風葬しており、地獄絵図のような光景だったということで地獄谷と呼ばれているようです。なんか恐ろしいですね!
ランチはJR奈良駅の近くの長い行列のできる釜飯専門店”志津香”さんへ。
奈良七種釜飯セット(1,700円)を食べました。海老、蟹、穴子、若鶏、人参、牛蒡、筍、椎茸、三つ葉が入っています。なぜか九種入ってますが(笑)
出汁と具の味が効いてとてもおいしかったです。注文を受けてから炊かれるので、最低20~30分かかるので急ぐ人はちょっと厳しいかも。
若草山は東大寺の東にある標高342mのなだらかな全山芝生に覆われた山です。丸い丘を3つ重ねたような形から、三笠山とも呼ばれています。
若草山頂上には5世紀の鴬塚古墳が築かれてるんですよ。そんな山頂付近からの奈良盆地の眺望がすごく美しかったです^^
奈良奥山の原始林は世界遺産(古都奈良の文化財)の一つに登録されています。うっそうと茂る原始林はマイナスイオンが充満しています。
ひっそり現れる鶯の滝は、水の落ちる音が鶯の鳴き声に似ているのでこの名が着いたそうです。高さ8mほどの小さな滝ですが、周囲に調和してとても美しかったです。
奈良市街から柳生へつづく柳生街道は、いくつもの石仏に出会える”祈りの道”です。寝仏、夕日観音、朝日観音、首切り地蔵、春日山石窟仏、地獄谷石窟仏が迎えてくれます。写真は春日山石窟仏です。
地獄谷石窟仏は、岩窟の中に釈迦如来を中心として薬師如来、如意輪観音などの仏様が刻まれ、ところどころ彩色の跡も残っています。奈良時代の作だそうですが、壁画のようで綺麗ですよ^^
ところで、この付近で奈良時代に遺体を風葬しており、地獄絵図のような光景だったということで地獄谷と呼ばれているようです。なんか恐ろしいですね!
ランチはJR奈良駅の近くの長い行列のできる釜飯専門店”志津香”さんへ。
奈良七種釜飯セット(1,700円)を食べました。海老、蟹、穴子、若鶏、人参、牛蒡、筍、椎茸、三つ葉が入っています。なぜか九種入ってますが(笑)
出汁と具の味が効いてとてもおいしかったです。注文を受けてから炊かれるので、最低20~30分かかるので急ぐ人はちょっと厳しいかも。
奈良県宇陀市にある仏隆寺。850年に空海の高弟堅恵(けんね)が創建したと伝えられています。室生寺の南門として宿坊や住職の隠居寺としての役目がありました。
また、大和茶の発祥地でもあり、空海が帰朝の際種子を持ち帰り、堅恵が寺内で栽培したものが全国へ普及したとされています。
春は樹齢900年といわれる古桜(千年桜)が咲き、秋には彼岸花に覆われます。
参道の197段の石段の苔むした石段と鮮やかな朱色の彼岸花の組み合わせもいいものですね。
石段を登り切って山門をくぐると、本堂や不動堂が建っています。
仏隆寺は彼岸花は2013年から2年続いて猪と鹿の食害に遭い、ほぼ全滅してしまいました。市が”再生プロジェクト”として球根の植栽が行われ、多くの花が咲くほどに蘇りました。
仏隆寺から整備された国道369号線を20kmほど走ると曽爾(そに)村です。
曽爾高原は、奈良と三重の県境に位置する倶留尊山と亀山の間に広がる高原です。 春から夏にかけては緑の草原となり、秋になると見渡す限りススキの穂が風になびき銀色に輝きます。
高原の中央には「お亀池」と呼ばれる湿地帯があり、湿地生の植物の宝庫となっています。ここのススキは冬に刈り取られ、茅葺きの屋根の材料となるんだって^^
ススキが青空に映え、ハゼ類の紅葉が始まっていました。
また、大和茶の発祥地でもあり、空海が帰朝の際種子を持ち帰り、堅恵が寺内で栽培したものが全国へ普及したとされています。
春は樹齢900年といわれる古桜(千年桜)が咲き、秋には彼岸花に覆われます。
参道の197段の石段の苔むした石段と鮮やかな朱色の彼岸花の組み合わせもいいものですね。
石段を登り切って山門をくぐると、本堂や不動堂が建っています。
仏隆寺は彼岸花は2013年から2年続いて猪と鹿の食害に遭い、ほぼ全滅してしまいました。市が”再生プロジェクト”として球根の植栽が行われ、多くの花が咲くほどに蘇りました。
仏隆寺から整備された国道369号線を20kmほど走ると曽爾(そに)村です。
曽爾高原は、奈良と三重の県境に位置する倶留尊山と亀山の間に広がる高原です。 春から夏にかけては緑の草原となり、秋になると見渡す限りススキの穂が風になびき銀色に輝きます。
高原の中央には「お亀池」と呼ばれる湿地帯があり、湿地生の植物の宝庫となっています。ここのススキは冬に刈り取られ、茅葺きの屋根の材料となるんだって^^
ススキが青空に映え、ハゼ類の紅葉が始まっていました。
振替休暇を利用して、特別公開中の京都大学付属花山天文台を訪ねました。
京都・東山連峰の山中に建つ日本で2番目に設立された天文台で、昭和4年に建設され、現在も太陽や火星の観測が続けられています。
直径9mのドームがある本館には、国内3番目の大きさの45cmの屈折望遠鏡があり、この望遠鏡は振り子時計の原理(重力時計)で動かして天体を追尾しています。これ凄いですよね!
別館(右側)と開設当初に建てられた「歴史館」(旧子午線館)は、大正から昭和の洋式木造建築(左側)です。
旧子午線館では、当時は子午儀を用いて正確な時刻を知るための観測が行われていました。これが子午儀と精密時計です。そんな貴重な天体観測機器や観測資料などが見れて感動しました^^
貴重な資料も展示されています。
現在、京大天文台の主力は飛騨天文台に移り、岡山で産学連携による観測が行われています。いつか花山天文台が閉鎖されるかもしれないとのことで、今回の特別公開となったと聞きました。9月30日まで公開されているので、ぜひ訪ねてみてね!
(地下鉄東山駅から無料シャトルバスが出ています)
京都・東山連峰の山中に建つ日本で2番目に設立された天文台で、昭和4年に建設され、現在も太陽や火星の観測が続けられています。
直径9mのドームがある本館には、国内3番目の大きさの45cmの屈折望遠鏡があり、この望遠鏡は振り子時計の原理(重力時計)で動かして天体を追尾しています。これ凄いですよね!
別館(右側)と開設当初に建てられた「歴史館」(旧子午線館)は、大正から昭和の洋式木造建築(左側)です。
旧子午線館では、当時は子午儀を用いて正確な時刻を知るための観測が行われていました。これが子午儀と精密時計です。そんな貴重な天体観測機器や観測資料などが見れて感動しました^^
貴重な資料も展示されています。
現在、京大天文台の主力は飛騨天文台に移り、岡山で産学連携による観測が行われています。いつか花山天文台が閉鎖されるかもしれないとのことで、今回の特別公開となったと聞きました。9月30日まで公開されているので、ぜひ訪ねてみてね!
(地下鉄東山駅から無料シャトルバスが出ています)
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