気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

2017年05月

霊山寺のバラ庭園 (5/18)

奈良市にある霊山寺(りょうせんじ)は、1300余年前に右大臣小野富人(通称鼻高仙人)が湯屋に薬師三尊仏を祀り、薬草風呂で諸人の病を治したのが始まりという古刹です。736年に聖武天皇の勅により行基菩薩が伽藍を建立、インドバラモン僧菩提僊那(センナ)が、寺の地相がインドの霊鷲山に似ているので霊山寺と名付けました。
境内にはバラ園の他、薬師湯(薬草風呂)やゴルフ練習場を併設するなどユニークなお寺です^^
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霊山寺といえば人生の輪廻をテーマにした1200坪のバラ庭園が有名です。
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250種、2000株のバラが見頃を迎え、鮮やかな色彩と香りに包まれていました。
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お寺にバラ庭園ってユニークでしょう!
奈良には松尾寺やおふさ観音といったバラ園のあるお寺があるんですよ^^
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バラ庭園内にはティーテラス「プリエール」があり、バラ園の開園期間に営業されます。テラス席でゆっくりローズティーを味わいました。美しいバラを眺め甘い香りを楽しむ至福のひと時です^^
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法華寺の名勝庭園に咲く杜若 (5/7)

奈良市の法華寺はご存じない人が多いかも知れませんが、大和三門跡に数えられる尼寺で、藤原不比等の住居を娘である光明皇后が譲り受けて、総国分寺の東大寺に対する総国分尼寺として建立されました。
本堂には光明皇后の姿と映したとされる十一面観音菩薩を安置されています。この本堂は、豊臣秀頼の母淀君の寄進によるもので桃山時代の建築です。
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境内には光明皇后が薬草を煎じて、その蒸気で多くの難病者を救済したとされる「浴室(からふろ)」、横笛が滝口入道との悲恋の末に出家して仏道に励んだという横笛堂などがあります。
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また、春秋に特別公開される庭園は、京都・仙洞御所から庭石や庭樹、杜若等が移された名勝庭園で、杜若が見頃ですごく美しかったです^^
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駅から歩くには少し遠いこともあって、訪ねる人が少なくてゆっくり鑑賞できます。広い無料の専用駐車場もありますよ^^
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躑躅も杜若も美しかった長岳寺 (5/7)

日本最古の官道として知られる奈良・山の辺の道の、天理と桜井の真ん中に長岳寺があります。12000坪の広い境内には四季折々の花が美しく咲き誇ります。大門から続く参道の両側に植えられたヒラドツツジが圧巻です。
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長岳寺(ちょうがくじ)は824年、弘法大師が大和神社の神宮寺として創建しました。盛時には48ヶ坊、衆徒300余名を数える大きな寺院だったそうです。それゆえ歴史的文化財も多く、5体の仏像と4棟の建造物が重要文化財に指定されています。
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重文の楼門をくぐると本堂と大きな池があります。
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池の周囲にはツツジが咲き誇り、池の中にはカキツバタが咲いています!
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そして新緑が朝日に輝きます♪
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長岳寺のGWは、一年で最も華やかな季節なんですよ。
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また、庭園が美しい庫裏ではそうめん(冬はにゅうめん)を食べることもできます。駐車場のキャパが小さいので電車が無難です(駅から徒歩20分)
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春日大社と神苑の藤が美しい (5/4)

奈良市にある春日大社は、710年藤原氏の氏社として創建され、平安後期には官社となりました。
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朱塗の回廊が春日山麓の緑の木立に映え、軒に下がる釣燈篭や桧皮葺の社殿などが典雅な趣を醸し出しています。
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境内には房の長い「砂ずりの藤」があって、大勢の人が鑑賞や撮影にきていました。
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近年は木の勢いが弱く房が短かったんだけど、今年は幾分回復したように見えました^^
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ほとんどの人は、拝殿に参拝して砂ずりの藤を見て帰られますが、回廊内の参拝(有料)もいいものですよ♪
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春日大社の参道横にある春日大社神苑は、わが国でもっとも古い歴史をもつ万葉植物園です。
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万葉集に詠まれた約300種の植物を植栽していて、四季折々の花を楽しめます。中でも春日大社のシンボルでもある藤がとてもきれいです^^
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今年は藤の開花も遅れていましたが、4月下旬から好天に恵まれて気温も上がって、私が訪ねた5月4日には、早咲きから中咲きまで一気に満開となり、遅咲きも開花してました。こんな年は珍しいとのことでした^^
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ここの藤はめちゃ綺麗だけど人が少なくてゆっくり鑑賞できますよ♪
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春日大社神苑から「奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」へ歩きます。ここは奈良県置県100年を記念して、国際交流と伝統芸能の振興を目的に1987年に開館しました。大きな建物は和風寄せ棟づくりで日本瓦本葺きの落ち着いた建築です。
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東側には、背後の若草山を借景とする日本庭園が設けられていますが、広々としていて、新緑がめっちゃきれいです。
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しかも入園無料で、観光客は皆無に近いんだから絶対おすすめです^^
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ゆっくり散策した後、雄大な飛火野を歩いて猿沢池へ♪
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どこを歩いても観光客が少なくてゆっくりできました。京都やテーマパークは恐ろしい人ですが、奈良はの~んびりムードです^^
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「あをによし 奈良の都は咲く花の にほふがごとく今盛りなり」小野老 万葉集巻三・328
小野老が大宰府に着任したころに詠んだ歌だそうですが、この季節にピッタリな気がします^^

1万本の石楠花が咲く弁財天石楠花の丘 (5/3)

奈良県宇陀市の山間部にある金刀比羅神社には弁財天が祀られています。
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弁財天が旅の途中に体調を崩しこの地で療養し、その後も毎年避暑に訪れたと伝えられています。弁天さまも旅行や避暑を楽しまれるんですね^^
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その金刀比羅神社を囲むように、3haの斜面に1万本の石楠花の花が咲き誇ります。ちょうどGWが見頃なんだけど、今年は少し遅れていて五分咲きほどでした。
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ここは伊勢本街道(国道369号線)沿いにありますが、バイパスが完成してみんな素通りとか。何とか村おこしをと、石楠花を植えられたそうです。近くの室生寺の石楠花があまりにも有名なので、ここを知らない人が多いようです。これだけ多くの石楠花が観れるところは少ないので、機会があればぜひ訪ねてみてね。
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無料駐車場や、榛原駅からバスがありますよ。
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