葛城高原の帰り、葛城市にある牡丹寺で名高い「石光寺」を訪ねました。約1300年前に天智天皇の勅願で建てられ、 役小角(えんのおづぬ)の開山と伝えられています。
平成3年の弥勒堂改築に伴う発掘調査によって、日本最古の白鳳時代の石仏(当時の本尊)や仏せん(せんぶつ)が出土した古刹です。
石光寺は、別名「染寺(そめでら)」とも呼ばれ、中将姫ゆかりの「染の井」と「糸掛桜」があります。蓮の茎から糸を採り出し、石光寺の庭に井戸を掘り、糸を浸したところ五色に染まったそうです。その蓮糸を井戸の傍らの糸掛け桜にかけ、一夜で当麻曼茶羅を織りあげたという伝説があります。
そんな石光寺には、牡丹のほか芍薬がたくさん植えられています。白、赤、ピンクなどの花が咲き誇っていました!
芍薬だけでなく、アヤメも綺麗に咲いていました♪
立てば芍薬といわれるように、ゆっくり歩いて花を眺めると、とても美しかったです^^