船宿寺(せんしゅくじ)って読みます。
お寺に向かって歩いていると、大手毬がたくさん植えられています。ポコポコっとして可愛い花ですね^^
寺伝によると、およそ1200年前、この地は葛城王朝が支配していました。行基が葛城の地を訪れた際、夢枕に現れた老人に「山の中に船形の大きな岩があるので、岩の上に薬師如来を祭るように」と告げられ、その地に庵を立てたのが始まりだそうです。奈良のお寺って古い歴史がありますね。
GW頃になると、境内は1000株ものツツジやサツキに埋め尽くされます。今年はツツジの開花も早く、霧島ツツジは満開、平戸ツツジも咲き始めていました。
境内を流れる沢沿いには石楠花が咲き、クリンソウも満開でした。
また、裏山を借景にした池泉回遊式庭園や、霧島ツツジの庭園もめっちゃ綺麗です。 さらに、境内から眺める金剛山、葛城山の雄姿も素晴らしいお寺です^^
関西花の寺25寺にも登録されている、花の美しいお寺なんですよ。