気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

2015年06月

雨の京都散策 -廬山寺の濡れた白砂と苔と桔梗- (6/26)

京都御苑の東側に位置する廬山寺(ろざんじ)は、正式名を慮山天台講寺といいます。
938年に元三(がんざん)大師によって船岡山に創建された後、1571年に現在地に移されました。

Rozanji201506261

廬山寺は紫式部の邸宅跡としても知られ、ほとんどの書物をここで書きました。もちろん「源氏物語」もこの邸宅で執筆したといわれています。本堂内には源氏物語ゆかりの品が並んでいて、とても興味深いものです。

Rozanji201506262 

本堂前の源氏の庭は白砂を敷き、苔を配して、そこに紫式部にちなんで桔梗が植えられています。白砂と苔との絶妙なバランスとコントラスト、そこに咲き競う桔梗はとても上品で美しかったです。
雨に濡れた白砂がしっとりして、苔の緑や桔梗の紫がめっちゃ綺麗でした。雨が降ると外出が億劫になりがちだけど、この景色を見ると雨が降っても出かけたくなりませんか?

Rozanji201506263

Rozanji201506264

☆廬山寺へは
 市バス「府立医大病院前下車」下車、徒歩5分
 無料駐車場あり

雨の京都散策 -等持院の青もみじと半夏生- (6/26)

等持院は1341年に足利尊氏が建立した足利氏の菩提寺。初代尊氏から15代義昭までの木像(5、10代を除く)を安置しています。
拝観料を納めて廊下に出ると、大きな祖師像が出迎えてくれます^^

Toujiin201506191

Toujiin201506192

衣笠山を借景とした夢窓国師作の庭園はとても美しいけれど、後ろの立命館大学の校舎がちょっと目障りなんよね^^;
庭園は、「心」の文字を形どった心字池と、芙蓉の花を形どった庭園から構成されています。春の有楽椿、梅雨時期の半夏生、夏の百日紅、晩秋の紅葉と一年を通じて美しい庭園です。
芙蓉池と青漣亭です。

Toujiin201506193

庭園を歩くと、雨に濡れた青もみじがとても美しくて、半夏生の花がアクセントになっていました。
半夏生(7はんげしょう)という花は、夏至から数えて11日目を「半夏生」と呼びますが、その頃に咲くことから名付けられたようです。また、開花時に葉の半分ほどが白くなることから、「半化粧」とも書くようです。葉が白くなるのは、虫媒花なので虫を誘うためなんだそうです。面白いですね^^
半夏生が咲く心字池です。

Toujiin201506194

Toujiin201506195

心字池に沿って歩くと、雨に濡れた苔や青もみじがめちゃ綺麗でした^^
ここは紅葉も美しいお寺ですが、訪れる人が少ないので、晩秋の京都散策におススメです♪

Toujiin201506196_2

Toujiin201506197

☆等持院へは
 嵐電「等持院」駅下車、徒歩10分
 無料駐車場あり 

雨の京都散策 -東林院の沙羅を愛でる会- (6/26)

京都市右京区にある妙心寺の塔頭のひとつ「東林院(とうりんいん)」は、1531年に細川氏綱が父・高国公の菩提を弔うために建立した三友院に始まります。

Torinin201506191

Torinin201506192

東林院は沙羅双樹の庭が有名で、沙羅の開花時期(6月中旬~下旬)に公開されます。

Torinin201506195

Torinin201506196

沙羅の花といえば、平家物語の一節が有名ですね。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす…」沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという道理を表しています。沙羅の花は朝に咲き夕には散ってしまう一日だけの命。美しい苔の庭に散った真っ白な花がとても綺麗です。
お抹茶をいただいていたら、和尚さんの法話が始まりました。「沙羅の花は、一日で枝から離れ二度と枝に戻ることはできません。今をを生きています。限りある命だからこそ、命をちゃんと守ってください。・・・」 心に響く有難いお話でした。

沙羅の花は一日だけの命を悲しんでいるのではなく、与えられた一日だけの生命を精一杯咲き尽くしているから美しいんだよね^^
「私も残された人生を精一杯生きよう!」なんて思いながら、美しい沙羅双樹の庭を眺めました♪

Torinin201506193

Torinin201506194

☆東林院へは
 JR山陰本線(嵯峨野線)「花園」駅下車、徒歩10分(妙心寺内)
 無料駐車場あり

雨の京都散策 -法金剛院の紫陽花と蓮- (6/26)

京都市右京区、JR山陰本線(嵯峨野線)花園駅のすぐ近くにある「法金剛院」は、蓮が美しいお寺として有名です。

Hokongoin201506261

平安初期の右大臣清原夏野の山荘を1130年に、鳥羽上皇の中宮待賢門院が復興しました。
ここは蓮だけでなく、春の紅しだれ桜、初夏の花菖蒲や青もみじ、夏の紫陽花や蓮、秋の嵯峨菊、晩秋の紅葉など四季それぞれに美しいお寺です。雨に濡れた緑が綺麗だったよ♪

Hokongoin201506262

Hokongoin201506263

庭園の中央には大きな蓮池があります。池の蓮の開花はもう少し先になりそうですが、鉢植えの蓮が咲き始めていました^^

Hokongoin201506264

Hokongoin201506265

☆法金剛院へは
 JR山陰本線(嵯峨野線)「花園」駅下車、すぐ 
 無料駐車場あり

般若寺の初夏咲きコスモス (6/19)

毎年のように訪れる般若寺。
飛鳥時代に高句麗僧の慧灌(えかん)法師によって開創されたという古刹です。
境内には国宝の楼門、本堂、十三重石塔、二基の笠塔婆などがあります。

Hannyaji201506193

この般若寺はコスモス寺として有名ですが、初夏咲きのコスモスが見頃でした!
初夏咲きのコスモスは気温が20℃を超えると花が咲き初めるそうです。
そして梅雨の代表的な花、紫陽花とのコラボも綺麗でした^^

Hannyaji201506191

Hannyaji201506192

梅雨空にコスモスの花が揺れ、紫陽花が元気に咲く風景もいいですよ!
興味のある方は、梅雨明けまでに訪ねてみてね♪

Hannyaji201506194

Hannyaji201506195

☆般若寺へは
 JR奈良駅・近鉄奈良駅から、奈良交通バス「般若寺」下車、すぐ
 無料駐車場あり

ギャラリー
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
  • 国営明石海峡公園を散策(3/17)
記事検索
アーカイブ
  • ライブドアブログ