2015年02月
兵庫県姫路市安富町「奥播磨かかしの里」では、地元の住民が「ふるさとかかし」を製作して、町おこしに取り組まれています。過疎が進む静かな集落には、村人たちと暮らす案山子がたくさんいました。ふれあいの館の入口にずらっと並んだ案山子です。
2月から「かかしの里のひな祭り」イベントが始まりました。
館内に入ると、巨大なひな壇に等身大の案山子のひな人形が飾られています。ひな段の前ではひな人形が車座になって宴会。ひな祭りが盛り上がっています♪
子供たちもとっても楽しそう♪
バスは本物ですよ(笑)
ちょっと休憩^^
後ろの畑の人も、荷車の老夫婦ももちろん案山子!
村人が集まってひな祭りの準備かな?
鹿ケ壺山荘の案山子たち♪
ひな祭りの掛け軸も立派です!
「ふるさとかかしギャラリー」ではかかしの家族がひなまつりを楽しんでいます。これだけたくさんの案山子を見て歩いても、全然見飽きるどころかジーンときました。とっても素敵なひな祭りでした^^
グリーンステーション鹿ヶ壺でランチです♪
鴨すき鍋の定食(1,200円)を食べました。鴨のすき鍋、煮物、和え物、うどん、ご飯が付いています。鴨肉も野菜も出汁もすごく美味しかったよ^^
特産の白小豆「白雪大納言」と、紫黒米の入ったお餅のぜんざいです。普通のぜんざいと色が逆で珍しかったよ。白小豆の上品な甘さと、なめらかなお餅がとっても美味しかったです^^
☆奥播磨かかしの里へは
中国自動車道「山崎IC」から約15分
無料駐車場あり
京都府南丹市美山町は、京都市街と若狭湾とのほぼ中間に位置する山村。
美山かやぶきの里は、現在50戸の集落で、そのうち38棟が茅葺き屋根の建築で、集落としては岐阜県白川郷、福島県下郷町大内宿に次いで全国第3位の建築数だそうです。最古の家屋は1796(寛政8)年の建築で、大半の家屋は江戸時代に建てられています。
この茅葺の里の冬の恒例行事「雪灯廊」を観てきました。冬タイヤを持っていないので、京阪京都交通の季節運行の路線バス「ネイチャー号」で往復します。京阪樟葉駅発着で片道約2時間のドライブです♪
今年は寒い冬ですが、お正月以来あまり雪は降りません。数日前にはまったく雪がなかったので、どうなることかと思っていたら、ようやく雪が積もりました^^
茅葺き家屋に積もった雪はとすごく綺麗です。
集落を散策すると、晴れ間が出たり雪が降ったりと目まぐるしく天気が変わります。気温は-2℃で、さらっとした雪であまり寒さを感じませんでした。
このイベントは自分で雪灯篭が作れることが楽しいです。バケツを借りてきて雪を集め、くり抜いたりしてその中に灯りをともします。無料で誰でも参加できて子供たちは大喜び♪
徐々に薄暗くなってくると、ライトアップの温かい光に包まれていきます。
ライトアップと手作りの雪灯篭の灯りが、ほんわかした気持ちにしてくれます^^
暗闇に浮かぶ民家も素敵ですね♪
イベントの初日と最終日には冬花火が打ち上げられます。ほんの5分程度のしょぼい花火ですが、静かな集落に響く花火の音を聞くとジーンとくるものがありました。
*2015年の「美山かやぶきの里 雪灯廊」は、1月31日~2月7日です。2月7日には、6時半から冬花火が上がります。駐車場はありますが、早めに行かないと車で溢れるかも!