2014年11月
雨の土曜日、終盤の紅葉を楽しみに近江へ車を走らせました。
滋賀県安土町にある「教林坊(きょうりんぼう)」は、紅葉と石の寺で名高い古刹です。605(推古13)年に聖徳太子によって創建されました。寺名の「教林」とは、太子が林の中で教えを説いたことに由来します。
山門をくぐり竹林の中を少し歩くと、いきなり真っ赤に色づいた紅葉が現れてドキッとします!
書院の掛軸庭園と本堂の赤川観音像です。障子によって風景を切り取ってみると、また違った印象ですね^^
境内はもみじに覆われ、まるで隠れ家のように佇んでいます。雨ということもあって人影はまばらです。散ったもみじも素晴らしいでしょう♪
雨に濡れた千両も紅葉もめちゃ美しかったよ^^
境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩と、ご本尊を祀る霊窟が残されていて、「石の寺」とも呼ばれています。静かな境内にしとしと降る雨、もう一度書院に上がって、ぼんやり庭を眺めていました♪
☆教林坊へは
名神高速「竜王IC」から車で20分
無料駐車場あり
柏原宿から長浜へ向かう途中に「三島池」があります。姉川の伏流水を利用して灌漑用に作られたため池です。ため池とはいえ、1200年代には造られたと言われ、現在も灌漑に活躍しています!
ここはマガモ自然繁殖の南限地でもあって、たくさんのマガモが泳いでいました。また、蛍の名所でもあるんです。正面に見える伊吹山や周囲の山々が水面に映ってとても美しかったよ♪
ここの紅葉はドキドキする美しさでした。真っ赤な葉や、赤や黄色のグラデーションの美しい葉もありました^^
湖北地方には、葦が茂る湿地帯が残っていて、多くの野鳥が集まってきます。今年も冬の使者「コハクチョウ」が渡ってきました。ふと湖面を見るとカモたちに混じって、2羽のコハクチョウがお食事していました♪
逆立ちして水草をむしったり、お互い見つめあったり...
まるで白鳥の湖を演技するシンクロナイズドスイミングみたい(笑)
北琵琶湖の湖畔は手前に葦が茂り、沖合には竹生島が浮かぶ風景がとてもきれいです。ゆっくり沈む夕陽を見ていたら胸が熱くなります。この素晴らしい風景に出会えたことに感謝です^^
☆三島池へは
JR北陸本線「近江長岡」駅下車、徒歩35分
無料駐車場あり
☆北琵琶湖(湖北野鳥センター)へは
JR北陸本線「河毛」駅下車、バス20分 野鳥センター下車
無料駐車場あり
柏原(かしわばら)は、中山道六十九次の江戸から60番目の宿場で滋賀県米原市に位置します。東西13町(約1.5km)にもおよぶ大きな宿場町で、344軒の家があったと伝えられています。
現在では、常夜灯や街道沿いの数件が面影を伝えていて、ひっそりしていました。柏原宿の名産物といえば「もぐさ」。今では1件だけが営業されているそうです。この街道を歩くと、遠い記憶の中の、どこか懐かしい世界へと誘い込んでくれるんですよ♪
徳源院(とくげんいん)は、鎌倉・室町時代に湖北一帯の守護大名であり、幕末まで大名となって続いた近江源氏佐々木京極家の菩提寺です。本堂の裏手には歴代当主の墓碑である宝篋印塔が18基並んでいます。
紅葉が美しいスポットとしても有名で、お寺全体がもみじに囲まれています。本堂と三重塔です。
「青龍の庭」と称される庭園はもみじがとても美しかったです^^
☆柏原宿へは
JR東海道本線「柏原」駅下車、すぐ
歴史館に駐車場あり
☆徳源院へは
柏原駅から徒歩30分
無料駐車場あり
ひこにゃんは、彦根藩二代藩主の井伊直孝公を手招きして雷雨から救ったと伝わる"招き猫”と、井伊軍団の赤備えの兜を合体させて生まれました。お城の前でのパフォーマンスがめちゃかわゆかったよ^^
桜の名所”彦根城”は、紅葉の名所でもあります。天守閣前や西の丸の紅葉がとっても美しかったです♪
彦根城築城は徳川家康の命により1604(慶長9)年に着工され、20年の歳月をかけて築城されました。天守は大津城から、天秤櫓は長浜城から移築したもので、天守は国宝に指定されています。天守から眺める北琵琶湖の風景がとても美しかったよ♪
彦根城の北側にある”玄宮園”は、琵琶湖や近江八景を模してつくられた大名庭園です。4代藩主直興が1677(延宝5)年に造営したとされています。後ろにちょこんと見える天守がかわいかったよ^^
ふと見ると春と秋と咲く二期桜が咲いていました。満開だったので遠くから眺めると雪が積もったような感じで綺麗でした♪
彦根城や城下町をを散策していたらお昼になりました。ランチは、彦根キャッスルロードで”親子丼とミニラーメン”のセットを食べました。鶏肉は一度焼いてあるので、香ばしくてとても美味しかったです^^
☆彦根城へは
JR東海道線「彦根駅」下車、徒歩10分
有料駐車場あり