滋賀県の最南端に位置する信楽(しがらき)は、1250年もの歴史を持つ「やきもの」の町。信楽といえば「たぬき」とまで言われるほど有名な”信楽たぬき”ですね。陶器店には大小のたぬきがずらっと並んでいて、愛嬌があって見ているだけでも楽しいよ^^
紫香楽宮跡は、742~745年(天平14~17)に、聖武天皇によって離宮が置かれたところで、大仏建立を発願した甲賀寺があった跡とされています。松林に囲まれて金堂跡があり、背後を囲むように僧方跡・経堂跡・鐘楼跡・塔院跡など、300余個の礎石が残っていて、案内板を見ながら往時の様子を想像してみました。
信楽焼は日本六古窯(瀬戸、常滑、丹波、越前、備前、信楽)の一つに数えられています。中世末期ごろより穴窯によって壺、甕、擂鉢などの焼物づくりから発展してきました。
登り窯とは山の斜面を利用し、細長い部屋を数室連続して連ね、次第々に室内の容積を大きくし余熱を利用しながら焚き上げていく形状の窯です。この窯は使われていないようですが、登り窯の構造がよくわかりました^^
ランチは、近江牛ステーキの陶板焼きセットです。松茸は山分けしたからちょっとしかないけど、霜降りの近江牛はめっちゃやわらかくて美味しかったよぉ~
帰りに忍辱山円成寺へ行ってみました。
奈良時代の創建と伝えられる古寺で、阿弥陀堂や浄土式庭園など見どころの多いお寺です。浄土式の円成寺庭園の対岸に楼門、その先に阿弥陀堂があります。
円成寺は奈良市内より早く紅葉します。まだ一部でしたが綺麗に色づいていました♪
本堂周辺も綺麗でしょう。今年の紅葉は1週間ほど早いそうです!
☆信楽へは
信楽高原鉄道「信楽」駅下車
(現在運休中、2014.11.29運転再開予定)
☆円成寺へは
JR、近鉄奈良駅から奈良交通バス「忍辱山」下車、すぐ
無料駐車場あり