気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

2014年02月

越前大野の町歩きと越前岬水仙ランド (2/22)

福井県大野市を訪ねました。
越前大野は400年以上の歴史を今に伝える城下町です。織田信長の武将金森長近公が大野へ入封後、京の都に模して碁盤の目のように整然と区画された城下町がつくりました。
幕末期に大野藩の財政再建に大きな功績を残した家老、内山良休・隆佐兄弟を輩出した内山家の屋敷です。

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町の東端にお寺を集めて”寺町”をつくり、真宗の寺院を中心に各宗派の寺院が並んでいます。人通りもなくひっそりしていました。

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古い町を歩くと、いろんな文化財に出会います♪

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また、大野氏は湧き水の宝庫で、名水百選の”御清水”をはじめ多くの湧水地があります。湧水はとっても美味しかったよ^^

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平成大野屋は、市民と観光客が共に利用しながら交流を深める施設として、市が平成11年に整備し第三セクターが運営しています。

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ここでは”まちなか雛祭り”が開催中でした。古くから伝わる雛人形や、保育園児が作った可愛いお雛様、変わり雛などがたくさん展示されていました。

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ランチは、平成大野屋の洋館”はいから茶屋”で、おろし蕎麦とソースかつ丼のセットを食べました。甘めの出汁でしたが美味しかったです^^

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大野をあとに、越前海岸へ向かいます。
日本三大群生地の一つである越前岬水仙卿に”水仙ランド”があります。
断崖の上に白くそびえ立つ越前岬灯台です。

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日本海を望む斜面に越前水仙が一面に広がり、甘い香りに包まれていました。

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冬の長崎 2014  ~出島を散策~

軍艦島のクルーズから長崎港(大波止)に戻ってきました。
ランチは「出島ワーフ」で海鮮料理を食べましょう。長崎は魚が美味しいんよね♪
”地げ丼”です。長崎弁でその土地のものを「じげもん(地元丼)」というんですね。長崎近海の海の幸はめちゃウマ!

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出島和蘭商館跡へ行きましょう♪
出島は鎖国時代の約200年間、日本で唯一西洋との貿易の窓口でした。19世紀には島内に住居や料理部屋、蔵、番所など49棟もの建物があったといいます。現在そのうちの25棟の復元を目指しています。東口を入ったところにある”ミニ出島”を見ると、出島の構造がよくわかります。

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旧出島神学校(現存する日本最古のプロテスタント神学校)建物です。

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メインストリートの両側に住居や蔵が建ち並んでいます。いきなり江戸時代にタイムスリップです!

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カピタン部屋です。オランダ商館長(カピタン)の事務所や住居として使用されていた木造の建物です。迎賓館としても使われ、日本の役人や大名などが出島を訪れたときの接待所にもなりました。
畳の和室でも靴で上がっていたため2年で畳を替えたそうです。窓から見える階段を上がって首を長くして貿易船の到着を待っていたんだって♪

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カピタン部屋の前から通りを眺めます。どの建物も天井が高いでしょう!
出島の散策も楽しかったです♪

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冬の長崎 2014  ~軍艦島(端島)~

長崎旅行の最大の目的地は「軍艦島」のクルーズ&上陸です。
軍艦島、長崎県西彼杵郡高島町端島の俗称で、長崎港から18kmの海上に浮かぶ島で、島影が「戦艦土佐」に似ていることから名付けられました。

1810年頃に石炭が発見され佐賀藩が小規模の採炭を始めました。1890年に三菱が島全体と鉱区の権利を買い取り、本格的海底炭坑として操業が開始されました。島や周辺の海底から良質の強粘結炭を採掘し、主に八幡製鉄所に製鉄用原料炭を供給していました。最盛期には5200人の人口で当時の東京人口密度の9倍とも言われていたそうですが、国のエネルギー転換政策の推進に伴って1974年1月15日に閉山しました。

クルーザーがドルフィン桟橋に接岸しました。軍艦島には数社が見学ツアーを催行しており、桟橋につけられる時間が1時間に制限されています。この1時間で島内を見学します。

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見学通路は護岸に沿って500mほどあり建物に接近することはできません。かなり遠くから眺めることになります。
第一見学広場です。ここからは工場跡や小中学校跡が見えます。島は南北に細長く、波が穏やかな南側に工場や桟橋が造られました。

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第二見学広場です。正面に工場跡や総合事務所跡が見えます。

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石炭を採掘すると、ボタと呼ばれる不要な岩石や商品にならない粗悪な石炭のボタ山が形成されますが、ここではボタを埋め立てや護岸に使われました。護岸は石炭と赤土を混ぜた天川(あまかわ)という接着剤を用いた石積み工法で造られました。のちのコンクリートの防波堤より強いので驚きました!

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第三見学広場です。島の北側は冬期に風が強く時化るため、アパートが建設されました。ここは工場の島なので、生活は環境の悪い側に追いやられました。

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これで上陸しての見学が終わり、ドルフィン桟橋へ戻ります。どんどん風化が進む貴重な産業遺産を見ることができてよかったです^^

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船が島から離れていきます。丘の上に小さく見えるとんがり屋根は端島神社だそうです。使われていない桟橋跡に釣り人がいました。島には許可なく上陸できませんが、ここに乗って釣りはできるそうです。

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島の南側から眺めます。

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西~北側へ進みます。戦艦土佐そっくりでしょう!

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アパート群です。北風を真正面から受けることになります。生活環境としては最悪ですね。

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軍艦島のクルーズと上陸を終えて長崎港へ帰港します。これだけ荒れてしまっていては世界遺産に登録は難しいかもしれませんが来てみてよかったです^^

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正倉院 平成の大修理を見学 (2/8)

奈良・正倉院の正倉が、100年ぶりに屋根の葺き替えなどの整備工事が行われていましたが、ほぼ完了しました。宮内庁では文化財建造物の保存修理の理解を深めるため、工事期間中に計5回の現場公開が実施されます。最終回の申込みをして見学してきました。
昨日の雪が残っていたので、大仏池から大仏殿を眺めました。後ろの若草山が真っ白で綺麗でした^^

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受付で受付票を提出し本人確認のあと、正倉院正倉に入ります。正倉院正倉は素屋根に覆われてます。

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正倉の束柱(つかばしら)と校木(あぜき)です。檜を用いた高床式校倉造りです。

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正倉の内部です。補強されていますが、めちゃくちゃ広いよ!

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模型で確認します。

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奈良時代から現代までの瓦が展示され、一部は持ってみることができます。結構重かったです!

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北東側の鬼瓦です。2番目の鬼瓦が今回新調されました。

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南西側です。瓦にとって環境が良い南面には奈良時代の瓦を再使用されています。正倉には35,432枚もの瓦で葺かれており、奈良時代の平瓦が738枚、丸瓦が105本も残っていたそうです。その他、平安、鎌倉、室町、江戸、明治、大正時代の瓦が確認できたそうです。
そして、再使用が可能な奈良時代の瓦は平瓦259枚、丸瓦20本を再度屋根に戻されました。可能な限り再使用して後年に残すという精神が素晴らしいですね^^

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正倉から大仏殿を眺めました。良い景色でしょう♪

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見学を終えて、大仏殿に向かって歩いたら鹿がいました。冷たくないのかな?

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鏡池と大仏殿です。まだ屋根に薄っすら雪が残っていました。この眺めていたら、鹿がやってきて一緒に眺めていました(笑)

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最後に浮見堂に立ち寄ってみました。ここは谷間になるので、まだ雪がありました。後ろの山は奈良大文字です。

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あいにく小雨が降ったり止んだりでしたが、貴重な工事現場を見ることができて満足です。
次回は100年後!(笑)

 

冬の長崎 2014  ~早朝の風景~

宿泊は「ドーミーイン長崎」。中華街の入り口近くにあるビジネスホテルです。ここはリーズナブルな宿泊料ながら、大浴場があって朝食バイキングがサービスなのがお気に入りです^^
部屋は見晴らしの良い10階を用意してくれていました。窓から眺めると山の上まで家がびっしり建っていて坂の街を実感しました。眼下には中華街の入り口が見えます。たくさんの提灯やランタンオブジェが見えました♪

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中華門です。中華街ではおなじみですね。

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中華街入口のランタンオブジェです。メインオブジェがこれ「玄武」です。頭と尾が蛇である亀で、未来を予知する力があります。天の四方を守る四種の神獣の一つで、北の方角を守り水をつかさどるそうです。

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長崎港からクルーザーに乗ります。雲が多かったけど海上は穏やかでした。
新日本海フェリーや大型タンカーが巨大なドックに入っています。後ろの山は稲佐山で、夜景が美しい山ですね♪

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三菱重工業長崎造船所と三菱重工100万トンドックです。長崎は三菱が強いなぁ...

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そして、前方に見えてきたのが「端島(はしま)」です。聞きなれない名前ですが「軍艦島」といえばよくご存じでしょう^^

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