2013年09月
以前から気になっていた和歌山県かつらぎ町の「小原洞窟恐竜ランド&極楽洞」を訪ねてみました。
阪和自動車道有田ICから国道480号線を高野山方面へ走ります。有田川をに沿って快適な2車線と狭い旧道が交互に現れる田舎道です。
1時間弱で有田川町清水にある「あらぎ島の棚田」に到着しました。
有田川の侵食がもたらした河岸段丘を、江戸時代初期に開田され稲作が行われてきました。蛇行した有田川にせり出すように扇形に開かれた水田はとても美しく、「日本の棚田百選」に選定されています。黄金色に実ってきて、もうすぐ稲刈りですね♪
この近くにある”道の駅あらぎの里”でランチです。
「地鶏のてりやき丼」を食べました。甘いたれと歯ごたえがあって香ばしい鶏肉がとても美味しかったです。ちなみに有田川町の名物は、豆腐とこんにゃくだそうです♪
お腹がいっぱいになったところで再出発です。
およそ20kmで「小原洞窟恐竜ランド&極楽洞」に到着です。昭和37年まで鉱山として使われていた坑道を、恐竜の棲家として、洞窟の中で恐竜を眺めるというおもしろスポットです。
入口に無造作にヘルメットが積まれていました。頭上が低いところもあるので被ってねということで、被らないで怪我しても補償ないといった張り紙が。。。
迷路のような坑道ですが、順路表示があるからご心配なく。恐竜の卵はスタンプラリーのスタンプ台になっています。全部回ったら景品は。。。ひみつ(笑)
リアルな恐竜の前では突然大きな音がするのでドキッとします。幼い子供は怖がって泣きだすかも!
そして最深部に極楽(癒しの空間)が...
ここまでに光る石があったり、ちょっとした仕掛けがあったり♪
子供向けの施設ですが、それなりに楽しめました。坑道跡といっても佐渡や石見に比べたら規模も小さな洞窟だから、こういった工夫がされたんだなあって思いました。一番喜ぶのは小学生かな?
お化け屋敷じゃないけど幼い子ども連れはご注意を。
☆小原洞窟恐竜ランド&極楽洞へは
阪和自動車道「和歌山、海南、有田IC」から 無料駐車場あり
JR和歌山線、笠田駅からかつらぎ町コミュニティバス「花園行き」で約1時間
台風崩れの低気圧の影響で風が強い一日でしたが、京都を散策してきれいな百日紅を見てきました^^
山科の毘沙門堂の庭園「晩翠園」に、大きな百日紅の木があって、機会があれば見てみたいと思っていました。桜や紅葉が美しいお寺なので、桜や紅葉、雪景色は観たことがあるんだけど、真夏に行ったことがありませんでした。
参道の青もみじが綺麗でした。
毘沙門堂の歴史は古く、703(大宝3)年に文武天皇の勅願で創建されました。
当初は出雲路(上京区)にありましたが、応仁の乱で廃絶し、公海僧正が1665(寛文5)年にこの地に復興しました。
円山応挙作の鯉の絵や、狩野益信作の宸殿の動く襖絵など見どころがいっぱい!
楓やドウダンツツジの緑に囲まれた弁天堂が印象的でした。
写真は弁天堂から見た本堂と、本堂廊下から見える弁天堂です。
庭園(晩翠園)には大きな百日紅があって、ピンクの可愛い花がとても綺麗でした♪
京都御苑内にある「拾翠亭(しゅうすいてい)」は、五摂家のひとつ九条家の別邸とし、茶会や歌会などに使われた公家屋敷です。
建築は江戸後期で、数寄屋風の書院造りで二層からなり、屋根の頂には一対の鯱と九条家の家紋を形どった鬼瓦が置かれています。
広間の東側には勾玉池を配して雅な雰囲気を醸し出しており、周囲に植えられた百日紅は見事です!
「拾翠」の名前には、緑の草花を拾い集めるという意味が込められており、平安時代に貴族が野辺で草花を摘んだ習わしに因んで名付けられました。
庭園を歩くと涼しい風が吹き抜けました。ちょっぴり秋の足音がしてきました♪
☆毘沙門堂へは
JR、地下鉄、京阪「山科」駅下車、徒歩20分
無料駐車場あり
☆拾翠亭へは
地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車、徒歩5分