あいにく午後は小雨になったけど、京都の観桜&観梅に出かけてみました。
観桜は、平野神社の魁桜(さきがけ)です。桜の名所として地元の人々に愛されている神社で、京都では一番早く桜が咲くことでも有名です。鳥居をくぐると、手水舎の先に美しいしだれ桜が目に飛び込んできます。桜の紋が入った提灯が吊されるなど、桜と密着した神社です。
794年からの由緒ある神社で、朝廷に崇敬され、後に源氏・平家の氏神にもなったそう。境内にはおよそ50種類・400本もの桜が植えられています。大半がソメイヨシノで、開花はもう少し先になりそうでした。
写真の魁桜は曇り空で色もはっきりしないけど綺麗でしょう♪
観梅は、山科の随心院の小野梅園です。
随心院は、弘法大師の弟子にあたる仁海僧正が一条天皇の御代(991年)に建立しました。後に後堀川天皇より門跡の宣旨を受け、随心院門跡と称されています。
境内の梅園は遅咲きの梅の名所としても名高く、薄紅色の花がとても綺麗です。七分咲きほどで見応えがありました^^
薄紅色のことを古くは”はねず(朱華)”といい、この梅も同じ名で呼ばれていました。とくに随心院の紅梅は古くからこの名で親しまれていたそうです。小野小町と深草少将に扮した少女たちが童歌に合わせて踊る”はねず踊り”は、今年は31日に行われるとのことです♪
☆随心院へは
地下鉄東西線「小野」下車、徒歩5分
無料駐車場あり