「京は遠ても十八里♪」
若狭湾で捕れた鯖を一晩寝ずに京へ運ぶと、ちょうどよい塩加減になったといいます。京の都では若狭の魚が重宝されていたんですね。
また、若狭の鯖は丹波篠山へも運ばれていたそうです。丹波篠山にも鯖寿司があるのが頷けますね^^
熊川は江戸時代を通じて近江国境に接する宿場町として大いに繁栄していきました。
大陸文化の玄関としての小浜から日笠、熊川、朽木、大原を経て京都への若狭街道。いつしか鯖街道とも名付けられた中継地点の熊川。歴史を感じさせる町並みの散策が楽しいです♪
熊川村役場だった建物は資料館となりました。鯖寿司や葛まんじゅうなどが特産です。
熊川葛を使った葛まんじゅうは夏の風物詩となっています。まろやかな口当たりで上品な味わいででした^