叡山電車に乗って一乗寺駅で降り、詩仙堂を訪ねます。
一般に詩仙堂と呼ばれますが、正しくは「凹凸彙(おうとつか)」で、詩仙堂はその一室です。凹凸彙とはでこぼこした土地に建てられた住居という意味。現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺です。
石川丈山が寛永18(1641)年に造営し、この庵で31年間隠棲しました。丈山は90歳で没するまで、ここで清貧を旨とし、聖賢の教えを自分の勤めとしていたといいます。
詩仙堂の名の由来は、中国の漢晋唐宋の詩歌三十六人の肖像を狩野探幽に描かせ、図上にそれ等各詩人の詩を丈山自ら書いて四方の壁に掲げた「詩仙の間」を中心としているとこらから呼ばれています。
目の前の庭園はサツキの刈り込みが印象的です。花も咲きはじめてきれいでした♪