かつて古墳時代にこの地を領有していた豪族・葛城氏ゆかりの地に石光寺があります。
石光寺は、天智天皇の時代、光を放つ土地があるので掘ったところ、光かがやく弥勒三尊の石像が出てきました。そこで勅願により、役小角が堂宇を建立、石光寺と称したのが起こりという古刹です。
また、中将姫ゆかりの寺で、境内に蓮糸曼荼羅の糸を染めたという染の井があり、寺名は別称染寺(そめでら)と呼ばれています。
写真は境内の牡丹と染の井です。
石光寺は當麻寺とともに牡丹の名所として知られ、500種、4000本の牡丹が咲き競います。
境内は初夏の色鮮やかな花に埋もれていました。牡丹のほかにも芍薬、小手鞠、石楠花などとっても美しかったです♪
こんなにも美しいお寺ですが観光客の姿はまばら!
牡丹の名所の長谷寺はすごい人が押し寄せるのとは対照的です。駅からゆっくり歩いて15分くらいだし、無料駐車場もあるので、ゆっくり牡丹を鑑賞したい人におすすめです^^
☆石光寺へは
近鉄南大阪線「二上神社口」下車、徒歩15分
無料駐車場あり