実相院(じっそういん)は、1229(寛喜元)年、紫野に創建され、1411(応永18)年に現在地に移転された岩倉門跡と呼ばれる名刹です。
実相院には2つの美しい庭があり、1つは池泉回遊式庭園で奥書院と客殿との間にあります。もう1つは「一仏八僧の庭」と言われる、枯れ山水の雄大な石庭です。
また、板の間に写る「床緑」「床紅葉」と愛称の黒光りする床が実にきれい!
数年前は撮影を許されていたこの床だけど、現在は撮影禁止になっています。アマチュアカメラマンが占領して動かないため苦情が殺到し禁止にしたそうです。私も写真愛好者だけど、そんなマナーの悪さは悲しすぎます。お互いに気持ちよく写真を楽しみたいものです!
☆実相院へは
地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車、京都バス「岩倉実相院」行きで終点下車すぐ
拝観料 500円