「元興寺」は、6世紀末に蘇我馬子により建立された日本最古の寺といわれる法興寺(飛鳥寺)が、平城遷都により奈良に移り、元興寺と名を改めました。かつては南都七大寺の一つとして威勢を振い、広大な寺域には、金堂・講堂・塔・僧房などが立ち並んでいたそう。
本堂(極楽堂)の周囲に萩が植えられ、とても美しい花が咲いていました。
境内には無数の石仏があり、石仏の間から咲く彼岸花や萩が美しかったです。
真っ赤な彼岸花に混じって、白い彼岸花も咲いています。元興寺は興福寺や東大寺とともに世界遺産に登録されています。が、大型連休というのに人がまばら。美しく見どころの多いお寺なんですよ^^
「ならまち」を少し歩きます。
元興寺の旧境内を中心とした地域で、江戸時代末から明治時代にかけての町屋の面影を今に伝えています。まるで迷路のような小道に伝統的な格子の家が軒を並べています。この辺りには神社・仏閣が多く、資料館などの施設も充実しているので、じっくり歩きたいところです。
「元興寺塔跡」です。
元興寺(極楽坊)の南方に、今は礎石のみ残る五重塔跡があります。荒廃した境内は萩に埋もれます。
ならまちは、四季を通じて楽しめます。また歩いてみようかな♪