八方尾根では、標高の低いところに高山植物が生育し、高いところににダケカンバの林があったりといった植生の逆転現象がみられます。これは低い地点では地下深くのマントルを構成する蛇紋岩が地表に分布しているから高木が生育できず、高地は花崗岩のためダケカンバなどが生育できるようです。
そんな特異な地質なので、トレッキングでは標高2500m以上の高山でしか生育しないはずの高山植物が可愛い花を咲かせ、ハイマツが茂っていました。
シモツケソウ、タカネウツボグサ、ニッコウキスゲです。
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7月下旬といえば高山植物が一斉に花を咲かせる、一年で最も美しい季節です。そんな景色を楽しみながら、ゆっくり山歩きをするのって最高の贅沢ですね^^
ミヤマトウキ、キンコウカ、チングルマです。
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クガイソウ、ヤマブキショウマ、イワカガミです。写真はほんの一部の植物です。ぜひ美しい高山植物に会いに行ってね♪
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