京都府最南端の木津川市にある岩船寺(がんせんじ)は、真言律宗の寺院です。729年に聖武天皇が行基菩薩に命じて建てられました。
最盛期には39の坊舎をもつ大寺院でしたが、1221年の承久の変により大半が焼失してしまい、それ以後再興された堂塔も再度の兵火により衰え、現在は本堂と三重塔が残っています。
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それでも平安時代の行基作と伝わるご本尊の阿弥陀如来坐像など、貴重な寺宝は数多く残されています。大きなご本尊の前に座ると、おおらかで包容力のある表情に心が鎮まります。現在のように医学が発達していなかった時代、極楽往生を願う庶民の祈りの大きさを感じました。
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岩船寺は紫陽花寺としても有名で、先代住職が植え始め、35品種・5000株ほどになったそうです。
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境内をカラフルに彩る紫陽花を愛でてみませんか!
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