高見の郷の圧巻のしだれ桜に魅了されたあと、国道166号線を三重県に向かって走ります。かつて最大の難所であった高見峠も、今では長いトンネルが開通して快適なバイパスとなりました。高見トンネルを抜けると三重県松阪市に入り、峠を下っていくと「波瀬(はぜ)植物園」に到着です。
代々林業を営む田中家が、杉や桧を育て、花や鳥を愛し、自然と共生してこられました。そこで、5万個の銘石、石楠花、満天星躑躅、水芭蕉など、海抜350m付近に育つ樹木や山野草を数百種も集め、自然の勾配を利用した庭園(植物園)を造られました。
園内は木々の新芽が伸びはじめ、純白のドウダンツツジや紫色のミツバツツジが満開です。淡い緑と城や紫の花が織りなす色彩は、パステル画のような美しさでした♪
水辺では水芭蕉が咲き誇っていました。関西で咲く水芭蕉は珍しいので、ちょっと遠方だけど来てみて良かったです^^
水芭蕉って清潔感溢れる色合いや高貴な姿が素敵ですね♪
こんなに素晴らしい植物園だけど、あまり知られてなくて、数人の来園者でした。松阪からバスがあるようですが、アクセスの悪さが静かな環境を守ってるんでしょうね。水芭蕉は今週末でも美しいと思うので、週末暇な方はどうぞ(笑)