京都府の最南端の木津川市当尾(とうのお)では、世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。やがて草庵が寺院に発展して塔頭が並び「塔の尾根」ができ、「当尾」と呼ばれるようになったとか。この地には多くの石仏が造られ、無人販売の発祥ともいわれています^^

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当尾の寺院の一つ、浄瑠璃寺(じょうるりじ)は天平年間(729-749)に行基の建立と伝えられています。

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参道脇に植えられた山桜や馬酔木、木蓮が満開で素晴らしい景色でした。

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本堂には定朝型の阿弥陀如来を9体奉られていることから「九体寺」とも呼ばれています。阿字池を中心にして本堂と三重塔が東西に対比する庭園はとても綺麗です。

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この寺では、まず東の薬師仏に苦悩の救済を願い、その三重塔の前でふり返って、池越しに彼岸の阿弥陀仏に来迎を願うのが本来の礼拝の形だそうです。

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紅葉が美しいお寺なので、秋は大勢の人で賑わいますが、馬酔木や山桜が美しいこの時期は意外に人が少なくてゆっくり散策やお参りができますよ^^

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☆浄瑠璃寺へは
 JR奈良駅、近鉄奈良駅から、奈良交通バス「浄瑠璃寺」下車、すぐ
 JR加茂駅から、コミュニティバス「浄瑠璃寺前」下車、すぐ
 山門前に有料駐車場あり

 JR加茂駅からバスで岩船寺へ行き、浄瑠璃寺までの約2.6kmを、ゆっくり石仏や無人販売めぐりを楽しむ散策はいかがですか♪