毘沙門堂は、703年に文武天皇の勅願で創建された古刹です。
当初は出雲路(上京区)にありましたたが、応仁の乱で廃絶してしまいます。その後、公海僧正が1665年にこの地に復興し、後西天皇の皇子が入寺して門跡寺院となりました。境内はもみじに覆われていて、参道の青もみじがとても美しかったです^^
本堂の鮮やかな朱塗りの柱や壁が緑に映えていました。
本尊は京の七福神の一つ毘沙門天です。
宸殿にある円山応挙作の鯉の絵や、狩野益信作の障壁画など貴重な文化財が多数あります。とくに、逆遠近法を用いた襖絵は不思議な感覚になります!
本堂の廊下から見える弁天堂は、もみじや満天星つつじに覆われて、とても素敵な眺めです。秋には真っ赤に染まるんですよ♪
また、庭園「晩翠園」では、百日紅がピンクの美しい花を咲かせていました。睡蓮が咲く池の奥に建つ観音堂もすごくいい感じでした♪
毘沙門堂のおすすめの季節は、春の桜、初夏の青もみじ、夏の睡蓮や百日紅、晩秋の紅葉、冬の雪景色などです^^
☆毘沙門堂へは
JR、地下鉄、京阪「山科」駅下車、徒歩25分
無料駐車場あり
参道まで真っ赤に染まってまるで水面に映っているかのようでした✨
青モミジも下に映っている!?と思ってしまいました^^
真っ赤に染まった毘沙門堂も雪化粧した毘沙門堂も…鮮やかな緑に染まった毘沙門堂も素敵です✨
枝垂れ桜がゆらゆらそよぐ光景も観たくなりました[E:#x1F338]