毘沙門堂は、703年に文武天皇の勅願で創建された古刹です。
当初は出雲路(上京区)にありましたたが、応仁の乱で廃絶してしまいます。その後、公海僧正が1665年にこの地に復興し、後西天皇の皇子が入寺して門跡寺院となりました。境内はもみじに覆われていて、参道の青もみじがとても美しかったです^^

Bisyamondo201508071

Bisyamondo201508072

本堂の鮮やかな朱塗りの柱や壁が緑に映えていました。

Bisyamondo201508073

Bisyamondo201508074

本尊は京の七福神の一つ毘沙門天です。
宸殿にある円山応挙作の鯉の絵や、狩野益信作の障壁画など貴重な文化財が多数あります。とくに、逆遠近法を用いた襖絵は不思議な感覚になります!
本堂の廊下から見える弁天堂は、もみじや満天星つつじに覆われて、とても素敵な眺めです。秋には真っ赤に染まるんですよ♪

Bisyamondo201508075

Bisyamondo201508076

また、庭園「晩翠園」では、百日紅がピンクの美しい花を咲かせていました。睡蓮が咲く池の奥に建つ観音堂もすごくいい感じでした♪
毘沙門堂のおすすめの季節は、春の桜、初夏の青もみじ、夏の睡蓮や百日紅、晩秋の紅葉、冬の雪景色などです^^

Bisyamondo201508077

☆毘沙門堂へは
 JR、地下鉄、京阪「山科」駅下車、徒歩25分
 無料駐車場あり