秀吉も愛でたというノダフジの原木は、大阪市福島区の春日神社周辺に咲いていました。それを植物学者の牧野富太郎により命名されたことで、「ノダフジ発祥の地」と呼ばれています。

そのノダフジも第2次大戦末期の空襲で全滅してしまいました。
宇和島藩伊達村候公が参勤交代の途中、野田村からフジの苗木を持ち帰り、今では国指定名勝「天赦園」のフジにまで成長しました。平成12年にその苗木10本が寄贈され、そのうちの1本が発祥の地の春日神社境内に移植されました。そして、平成23年春に見事に花をつけたとのことです。

そんなノダフジのウォッチングを楽しみました♪
出発は阪神野田駅前です。まだ咲き初めでしたが、藤色がとても綺麗でした^^

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ノダフジ発祥の地である春日神社です。
狭い境内には1364年に二代将軍足利義詮が住吉詣の途中に、この地で藤を鑑賞して詠まれた歌が”野田の藤跡碑”に刻まれています。「むらさきの雲とやいはむ藤の花 野にも山にもはいぞかかれる」

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広いグラウンドやプールもある下福島公園です。藤棚もたくさんあって、咲き初め~満開の藤まで楽しむことができました。足利義詮や豊臣秀吉も訪れた藤庵の庭も復元されています。
ノダフジといえば、長~い房を思い浮かびますが、ここのフジはあまり長くなくて、原形はこんな感じだったのかなって思いました。

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浦江の聖天さん(聖天了徳院)への参拝道として古くより発展してきた聖天通り商店街を歩いて聖天了徳院へ向かいます。たくさんの占い師がいる商店街なので”売れても占い商店街”で売り出しています。
聖天了徳院には立派な藤棚があるのですが、今年は弱弱しい房が少しだけありました。来年に期待ですね♪

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お昼になったので、マグロ専門店”しづき”で、マグロ丼を食べます。
”トロわさび極上丼(1,200円)”です。すっごく美味しくて、ボリュームもたっぷりで大満足でした^^

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