京阪・石山寺駅から瀬田川に沿って10分ほど歩くと「石山寺」です。
石山寺は、749年に良弁(ろうべん)僧正が開いた古刹です。仁王様が睨む東大門をくぐって少し歩くと、右手に大理石でできた”くぐり岩”があります。もちろんくぐってみました! 何かご利益あるかな?(笑)

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珪灰石(けいかいせき)がそびえ、その先に国宝の多宝塔が見えます。硅灰石は、石灰岩が花崗岩と接触してその熱によって変質したものです。”石山”という名称は、この硅灰石に由来していて、国の天然記念物に指定されています。

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珪灰石の上に本尊の如意輪観音像(秘仏)を安置する本堂をはじめ、源頼朝の寄進といわれる国宝の多宝塔などが並んでいます。
また、本堂には紫式部が「源氏物語」を執筆したという源氏の間があります。この付近からは瀬田川の流れが眺められ、とても綺麗でした^^

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石山寺は西国13番札所として、また花の寺としても親しまれ、年中花が咲いてとっても美しいお寺です。紅しだれ桜やミツバツツジも咲いていました♪

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一番奥にある紫式部像です。
名月の夜、石山寺で月の美しい風景に感動した紫式部は、須磨・明石の巻から書き始めたといいます。

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☆石山寺へは
 京阪坂本石山線「石山寺」下車、徒歩10分
 有料駐車場あり