嵐山では台風18号による浸水の被害を受けましたがすっかり立ち直り、「京都・嵐山花灯路」が開催されています。平成17年から実施され、京都の新しい風物詩として定着しています♪
仕事の帰りにちょこっと行ってみたら、人出は少なめで団体さんや勤め帰りのサラリーマンが多かったです。JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」で下車し、嵯峨野の竹林を目指して10分ほど歩くと「野宮神社」に到着です。縁結びにご利益に授かろうとお参りの女性が多かったです。

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ここから竹林のライトアップを見ながら歩きます。道が狭いので週末は一方通行となるようです。

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小道には可愛い灯籠が置かれ、いけばなの展示もあって、とても華やかでもあり幻想的でもある雰囲気です♪

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竹林を抜けると、真正面が「大河内山荘」です。時代劇などの俳優大河内傳次郎さんの別荘として造営した回遊式庭園です。

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小倉山の山裾の起伏を利用した広大な庭園で、四季折々に美しい姿を見せてくれます。葉っぱを落としたもみじの庭園のライトアップが素敵でした♪

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また、展望台からは比叡山や京都の町の眺望が素晴らしかったよ!

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大河内山荘をあとに、嵯峨野を少し歩いて「落柿舎」の前にきました。松尾芭蕉の弟子である向井去来の別荘として使用されていた草庵です。庵の名前は、庭に柿の木が40本あり、その柿を売る契約をしたところ、柿の実が一夜のうちに殆ど落ちつくしてしまったことに由来するそうです。
ここは拝観せず外から眺めるだけ。柿がいっぱい実ってました!

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花灯路の散策コースには可愛い灯籠が置かれているので、道を間違うことはありません。竹林と違って、この付近は人も少なくひっそりしていました。

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嵐山にやってきました。「渡月橋」のライトアップです。この橋は絵になりますね♪

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渡月橋を渡って少し歩くと「法輪寺」です。
”十三まいり”のお寺として知られる法輪寺の本尊は虚空蔵菩薩で、嵯峨の虚空蔵さんとして親しまれています。

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境内ではデジタルアーティスト長谷川章氏が考案・制作の光のアート”D-K
LIVE”が行われています。D-Kはデジタル掛け軸の略称で、本堂に映し出された映像はゆっくり姿を変えていきます。

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狛犬もこのとおり! カラフルな衣装に戸惑ってるかも(笑)

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すごく綺麗でしたが、よくわからない映像もあってそれがアートなのかと思ったり、お寺にこの映像ってなんでかなと思いましたが、このお寺には、電気・電波を守護する「電電宮」が祭祀されていることに関係あるのかなと考えると妙に納得です^^
ここは阪急嵐山駅に近いけど、意外と人が少なくてゆっくり見てられるよ(笑)

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☆嵐山花灯路へは
 JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」、嵐電「嵐山」、阪急嵐山線「嵐山」が最寄駅です。