ならまちの元興寺(がんごうじ)は、6世紀末に蘇我馬子により建立された日本最古の寺といわれる法興寺(飛鳥寺)が平城遷都により奈良に移り、元興寺と名を改めました。
かつては南都七大寺の一つとして威勢を振い、広大な寺域には、金堂・講堂・塔・僧房などが立ち並んでいたそう。
平安時代半ばには、その勢威も衰えて、現在は極楽堂と禅室のみが残っていて、屋根の一部には飛鳥時代・奈良時代の瓦が今もなお使われています。

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境内には石仏群があります。その間に美しい桔梗が咲きます。美しい花が見れて、石の仏様も嬉しいことでしょう♪

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元興寺のすぐ近くの十輪院です。
元正天皇(715-724)の勅願寺で、元興寺の一子院といわれています。本尊は平安時代の地蔵菩薩で石像です。当時は屋外に置かれていたものを、鎌倉期に石造りの厨子(石仏龕)を造ってその中へ移されました。龕の中央に本尊地蔵菩薩、その左右に釈迦如来、弥勒菩薩を浮き彫りで表した珍しいものです。
さらに石仏龕を拝むための礼堂(らいどう)が建立されました。これが現在の本堂です。

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境内には蓮池があり、美しい蓮が咲いていました。

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☆元興寺、十輪院へは
 JR、近鉄「奈良」駅下車、徒歩20分
 無料駐車場あり