兵庫県丹波市清住には、西日本では珍しいカタクリの群生地があります。春になるとクヌギ林が薄紫色に染まります。
カタクリは、ユリ科カタクリ属の多年草の植物で、根の鱗片が栗の片割れに似ていることから片栗と呼ばれるようになったという説があります。
カタクリは17℃前後まで気温が上がると花が咲くと言われており、晴れた日に陽が当たると開き、徐々に花びらが外側に反り返りますが、天候が悪く気温が低いと開花しません。

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カタクリは文字どおり片栗粉の原料です。根の部分から取れる澱粉から片栗粉を作っていたけど、今では大半がじゃがいもから作られてるんだって。
花言葉は”初恋”、花言葉どおり清楚で可憐な花ですね^^

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丹波市は海抜100m前後の日本一低い中央分水界が通っている町でもあります。中央分水界は、日本列島の太平洋側と日本海側の境で、北から南まで馬の背のように走っています。
水分れ(みわかれ)公園は、水と親しみ水に考える公園として整備された親水公園です。満開の桜がとても美しかったです^^

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公園には人口の滝や噴水があり、市民の憩いの場となっています。ここに日本海と瀬戸内海に流れる川の分岐点がありました。右へとれば由良川となって日本海へ、左へとれば加古川となって瀬戸内海に流れていきます。どちらも70kmというからおもしろいですね^^

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