富田林の寺内町(じないまち)を散策しました。
寺内町は仏教寺院を中心に形成された自治集落で、濠や土塁で囲まれるなど防御的性格を持ち、信者や商工業者などが住んでいました。
戦国時代の富田林は、一向宗の興正寺別院を中心に土壁や堀割を巡らせる宗教自治都市でした。
近鉄富田林駅を降りて数分歩けば、江戸時代にタイムスリップしたかのような町並みが現れます。
重要文化財に指定されている旧杉山家住宅です。富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つで、江戸時代は造り酒屋として栄えました。寺内町で最も古い家屋だそうです。
勝間家住宅は、江戸時代末期に仲村家により建てられました。庭がとてもきれいでした。
興正寺別院の本堂は江戸時代には寺子屋として利用され、現在の市立富田林小学校の前身だそうです。
寺内町では、3月10日と11日に”寺内町の雛めぐり”が開催されています。
今年で6年目を迎え、寺内町を中心に100ヵ所近くの民家や商店、街角で、春の花とともにお雛様の節句を祝います。
公園では保育園児から中学生までの作品が並べられていました。街で見かけたお雛様はとっても可愛かったよ^^
ありがとうございます。
5月には、じない町古書さんぽがございますので、
よろしければ、またお越しください。
一箱本屋さんの箱主さんも募集中です。
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