今朝は冷え込みが厳しかったけど、風が弱くて歩いているとぽかぽかした春の日差しでした。ちょこっと京都の須賀神社と岡崎神社へ行ってみました。

須賀神社のはじまりは、西天王社(岡崎神社=東天王社と対をなし、西天王社と呼ばれていた)でしたが、創建自体は、1142年だそうです。縁結びの神須佐之男神と櫛稲田比賣神を祀っています。また、八衞比古、八衞比賣神を祀った交通神社もあり、旅の安全にご利益があると伝わっています。

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ここでは「懸想文売り」が行われています。
2月2日と3日の2日間だけ売られる「懸想文」とはラブレターのこと。懸想文売りは肩に梅の枝を担ぎ、懸想文を手に持って売り歩きます。顔を覆った姿なのは、平安時代金に困っている貴族がお小遣い稼ぎに代筆をしていたから、顔を見られたくないからだそうです。
この文を人に隠して鏡台の引出しや箪笥に入れておくと、一層顔形が美しくなり、良縁があると云われ、想いをよせた人に送ると恋が結ばれると云われているそうです。
黄色い装束に白い覆面、烏帽子姿の男が境内を売り歩いています。
おもしろい行事でしょう♪

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須賀神社から15分ほど歩けば、兎ゆかりの岡崎神社です。
この一帯は野兎の生息地であったことから、兎は氏神さまのお使いと伝えられています。このため、境内の狛犬の台座や本殿燈篭、斎館の欄間などに兎の彫刻があります。

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とってもかわいい狛兎や兎のちょうちん、招き兎などもあるんですよ。卯年の昨年はすごい人でしたが、今年は静かな境内に戻っていました。もちろんかわいい兎みくじも売ってましたよ^^

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☆須賀神社へは
 京都市バス「熊野神社前」下車、徒歩7分

☆岡崎神社へは
 京都市バス「岡崎神社前」下車、すぐ