談山神社は大化改新の中心人物の藤原鎌足を祀る神社。舒明、皇極二代の天皇の世に、国の政治をほしいままにしていた蘇我蝦夷、入鹿の親子を討伐するため、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が645年5月に藤の咲き乱れる多武峰(とうのみね:談山神社の裏山)に登って「大化の改新」の談合を行ったことから、後にこの山を「談い(かたらい)山・談所(だんじょ)ヶ森」と呼び、これが神社の社号の起こりとなりました。
モミジのトンネルとなる石段をあがると本殿です。

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本殿・拝殿などの華麗な社殿や、日本唯一の木造十三重塔など重要文化財も多数現存しています。写真は十三重塔です。

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権殿、十三重塔、神廟拝所が並び、後ろの紅葉とともに絵になります^^

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近くの荒神社です。紅葉に包まれた小さな祠が印象的でした。

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神社の向かい側に建つ多武峰観光ホテルのレストランからの眺めです。正面に権殿や十三重塔が見え最高の景色です。ちょっと一服するのにいいですよ♪
荒神社の近くからも見渡せますが、手前にある電線が邪魔なんよね。。。

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☆談山神社へは
 近鉄、JR桜井駅から奈良交通バス「談山神社」下車
 無料駐車場あり(紅葉時期の週末は早朝から満車になります)