桂離宮は、後陽成天皇の弟・八条宮初代智仁親王により、宮家の別荘として創建されました。実に35年も費やし、1649年頃に桂山荘が完成し、宮家の別荘として維持されてきた桂山荘は、1883年に宮内省所轄となり、桂離宮と称せられるようになりました。
桂離宮の周囲は竹を編み込んで作った桂垣に囲まれています。

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参観手続きを済ませ、宮内庁職員に先導されて見学です。
御幸門と行幸門へ通じる御幸道です。

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桂離宮の総面積は約69,000平方メートルで、竹やぶに囲まれた敷地中央には、池と5つの中島に土橋、木橋、石橋を渡し、松琴亭、賞花亭などの茶亭や書院を配しています。

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松琴亭とその内部です。市松模様の襖が大胆ですね。

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回遊式庭園には灯籠や手水鉢を要所に配し、数寄屋風の建築物の総合美観は世界的に知られています。
左の写真は松と橋で天橋立を表現しています。右は池越しに見える書院です。

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月波楼です。ここからのお月見は最高でしょうね^^

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☆桂離宮の参観
 桂離宮の参観は、宮内庁京都事務所に往復ハガキでの申し込みが必要です。HPからも申し込むことができます。参観は無料です。