本願寺(西本願寺)の国宝・飛雲閣と書院の特別拝観に行きました。本願寺は自由に拝観できますが、飛雲閣と書院は特別拝観期間と事前申し込みによる日時に拝観ができます。今日は事前に申し込んでおきました。(本願寺に電話して拝観を申し込みます。拝観は無料です)

本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で、親鸞聖人によって開かれたました。親鸞聖人の廟堂が京都東山に創建されたのが始まりで、1591(天正19)年に豊臣秀吉により七条堀川の地を寄進され建てられました。

”飛雲閣”は、金閣・銀閣とともに京都三名閣の一つで、秀吉が建てた聚楽第(じゅらくだい)の一部で、三層からなる楼閣建築です。
寺院の建物は左右対称となっているものが多くありますが、このように左右非対照な建物は珍しく、それでいて巧みに調和されていますね^^

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このあと、書院に案内されました。書院では、能舞台、白書院、襖絵、庭園などを詳しい説明を聞きながら拝観でき、とても見ごたえがありました。(書院内は撮影禁止のため写真はありません)


京都御苑の東側、寺町通に面して”新島襄の旧邸”があります。幕末に渡米し、キリスト教学校の設立を念願して帰国、同志社を設立した新島襄が過ごした旧邸が公開されています。
外観は洋風のコロニアル・スタイルの寄棟造木造二階建住宅で、周囲にベランダを配しています。

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内部は椅子やテーブルが並ぶ洋風の間が多く、セントラルヒーティングや土間のない台所など、快適に造られていました。

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☆西本願寺 飛雲閣と書院
 市バス「西本願寺前」下車、すぐ
 特別公開期間以外に拝観する場合は、寺に電話で拝観希望日を予約する。
 集合時間が指定されます。拝観無料

☆新島襄旧邸
市バス「河原町丸太町」下車、徒歩5分
公開日は、3~7月と9~11月の毎週水・土・日曜日(祝日は除く)、春と秋の京都御所一般公開期間などに限定されている。入館無料