南朝ゆかりの「賀名生梅林」を訪ねてみました。

五條市から新宮へ続く”五新国道(R168)”を南下すると、10分ほどで梅の香り漂う南朝の里「賀名生(あのう)」に到着します。
昔、この地は「穴生(あなふ)」と呼ばれていましたが、後村上天皇は南朝が正統でありたいと「叶名生(かなう)」と名付けられました。1351年に足利氏が南朝に帰順し、多くの公卿や殿上人が賀名生に参候したことから、後村上天皇は「願いが叶ってめでたい」と、「賀名生」と改められました。その後、明治の初めになって呼び方を「あのう」に統一されました。

この地に賀名生梅林があります。丘陵を麓から中腹まで広がる広大な梅林で、2万本の梅が植えられています。満開の梅花が雲海のように続き、ほのかな香りが漂っていました。
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700年前の南北朝時代に公家たちによって賀名生の梅の花が歌に詠まれているところから、この頃には梅が咲き誇っていたようです。吉野の桜のように、「口の千本」「一目万本」「見返り千本」「東雲(しののめ)千本」「奧の千本」などの看板が掛けられていました♪
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☆賀名生梅林へは
 JR和歌山線「五条駅」下車、奈良交通バス約20分 「賀名生和田北口」下車すぐ
 近鉄「大和高田」下車、奈良交通バス約60分 「賀名生和田北口」下車すぐ