海龍王寺(かいりゅうおうじ)は、731(天平3)年、光明皇后によって創建されました。僧の玄ぼうが唐から帰国の途中暴風雨に襲われ、玄ぼうの乗った船だけがかろうじて種子島に漂着し、帰京することができました。そこで、後に遣唐使たちの渡航の無事を願って開基されました。
山門と土塀、そして雪柳がとてもきれいでした。

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境内は広くないけれど、西金堂の高さ4mの国宝の五重小塔をはじめ、多くの文化財があり、境内を埋め尽くさんと咲く雪柳がとても美しいお寺です。

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純白の小さな花が集まって咲く雪柳は、その名のとおり雪が積もったかのような美しさです。
観光客が押し寄せるところではないので、ゆっくり花や仏像を見ることができますよ!

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☆海龍王寺へは
 近鉄「大和西大寺」からJR奈良駅行きのバスで「法華寺前」で下車すぐ
 「JR奈良」または「近鉄奈良」からはこの逆
 拝観料  400円